失敗はプロジェクトマネージャーにとって経験にならない
「プロジェクトマネージャー養成塾」のメルマガで、
「IBMでは、一度、失敗したプロジェクトマネージャーは失敗を繰り返す傾向がある」
「失敗はプロジェクトマネージャーにとって経験にならない」
というショッキングな意見が述べられている。
理由は、プロジェクトには不確実性があり、マニュアル通りに解決できるものではなく、プロジェクト遂行中の様々な局面の判断が重要であるから、と。
だから、失敗したプロジェクトマネージャーは、どのような判断ややり方がまずかったのかではなく、判断や行動のベースになっているその人の「プロジェクト観」を是正する必要がある、と結論付けている。
上記の意見はショッキングだけれど、経験上納得せざるを得ないように思う。
現場で、プロジェクトを火だるまにさせてしまうPMはいつも同じ。例えば、いつも会議を長引かせてしまうPMは、いつになっても会議をコントロールできないように思う。(対人交渉術はそう簡単に身に付かない)
現場で、何度も失敗するPMは、どのプロジェクトに行っても失敗する。例えば、今まで国内で開発していたプロジェクトを中国へ持って行ったが、同じように失敗。(当たり前か(^^))
プロジェクトの失敗経験が役立たないのは、同じプロジェクトはそもそも存在しないため、失敗に対する対策が次のプロジェクトに生かされないからだろう。
その意味では、製造業の品質管理とは違うマネジメント能力が問われているのだろう。
僕の勝手な思いとしては、スコープ管理がプロジェクト成功の鍵を握る気がする。
スコープマネジメントを軸にして、リソース管理やスケジュール管理、ステークホルダーの利害調整を行うのが、プロジェクトマネジメントの王道ではなかろうか?
スコープマネジメントには、プロジェクトの現状を客観的に把握する能力と、プロジェクトの現状を打破するだけの政治能力が必要なため、意識を高く持たないと、スキルを身に付けにくいのではなかろうか?
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