チケット駆動開発にPMBOKの概念を導入してみる
チケット駆動開発にPMBOKの概念を導入してみるアイデアをメモ。
#あくまでもラフなメモ書き。
【元ネタ】
redmineの wikiマクロで graphviz その1 - あぁ そうだった
結構ややこしいぞ! アーンド・バリュー計算と分析- @IT自分戦略研究所
Redmine - PluginBudget - Redmine
【1】PMBOKに限らず、進捗管理の基本はクリティカルパスをきちんとコントロールする点にある。
クリティカルパスを見るには、ガントチャートではなく、PERT図を描いて追跡しなくてはならない。
ガントチャートは、PERT図やクリティカルパスから導出される、顧客向けの進捗資料に過ぎない。
Redmineチケットの関連に「先行する」という機能がある。
これは、MSProjectでWBSを作る時のFS関係に相当する。
すると、この機能を上手に使って、Redmine上でPERT図、更にはクリティカルパスを表現できないか?
イメージはこんな感じだ。
まず、WBSの最小単位をチケットとし、FS関係をチケットの関連リンクの「先行する」機能で表現する。
チケットには、開始日・終了日・予定工数の属性が付与される。
つまり、PERT図で使われるマスタデータを全て、チケットとその関係で表現し、Excel上で作りこんでRedmineへ一括インポートする。
次に、Redmine上で、FS関係をGraphvizで表現して、PERT図へグラフ化する。
つまり、全チケットのFS関係を下記のようなGraphvizファイルへ変換し、GraphvizでPERT図へ自動変換する。
pert_diagram.dot
digraph pert_diagram {
ticket1 -> ticket2;
ticket1 -> ticket3;
ticket2 -> ticket4;
ticket3 -> ticket4;
}
↓
Graphvizで変換した図:pert_diagram.gif

クリティカルパスを計算するには、バックトラッキング機能を使えば、再帰的に計算できるはず(多分)。
Haskellならば、上記の関係を正しく表現できれば、クリティカルパスを自動計算できるだろう。
上記の生成したPERT図に、チケットへリンクする機能があれば、もっと良いだろう。
【2】PMBOKの優れた機能の一つに、EVMがある。
EVMで重要なのは、SV(スケジュール差異)とCV(コスト差異)だ。
プロジェクト期間中のある時点で進捗やコストを計算した時、スケジュールが遅れたり、コストがオーバーすると、SVやCVが負の値になる。
特に、ITプロジェクトに工事進行基準が導入される経緯を考えると、PVやSVを自動計算できる仕組みが欲しい。
Redmine上でEVMを表現できれば、進捗の遅延やコストの負荷をリアルタイムに追跡できるはず。
Redmineチケットで、CVやSVを表現するには、チケットの属性に「コスト」の情報が必要になる。
Redmine本家のプラグイン一覧にあるPluginBudget - Redmineが使えないだろうか?
つまり、チケットへコスト(金額)を入力できれば、予定工数・実績工数の差異から、SVだけでなく、CVも理論的には計算可能。
上記はあくまでも、Redmineでできたらいいな、というアイデア。
チケットという概念には、大きなポテンシャルがあると思う。
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