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2010/01/21

Railsの性能検証報告書

IPAなどがRuby on Railsに関する性能検証報告書を公開していたのでメモ。

【元ネタ】
自治体・企業等の情報システムへのRuby適用可能性に関する調査(「技術検証報告書」)PDFドキュメント || OSS iPedia

RailsとJavaのHibernateを性能比較した結果、「Rails+Passenger+memcached+(SQLのチューニング)でJavaと性能はほぼ同等か高速になる」とのこと。
「Railsは遅い」と言われる原因は、ActiveRecordがテーブルと密結合のため、SQLの発行回数が増えてしまっているからだと検証している。

この報告書を読むと、Railsは運用ノウハウさえ溜まれば、エンタープライズのシステム開発にも十分に使える感触を持った。
Javaに比べると、RailsとAjaxの相性の良さ、memcachedをKVSとしてDB周りを高速化、など最近の最新技術も使われていて、技術者としてはとても興味をそそる。
Railsの開発環境も、EclipseやAptanaがあれば、Javaと同じ感覚で開発できるようになっているから、問題ない。

個人的には、Rails+Oracleの開発ノウハウが欲しい。
実際の業務システム開発では、OracleをDBとして使っているケースが多いため、RailsとOracleの相性に問題なければ、すぐにリプレースすることもできるだろう。

そんな状況を見るにつけ、Railsでサクサク開発するイメージは下記を夢想している。

Excelのテーブル定義書から、Railsのマイグレーションプログラムを自動生成

Rails+Oracleでマイグレーションして、DBスキーマを一発生成

Railsのscafoldでマスタ保守画面はあっという間に実装完了

業務ロジックはRubyでサクサク書く。
リッチなUIはRailsと相性が良いAjaxで実装する。
デザインはCSS修正をデザイナーにお任せ。

DBチューニングは、memcachedでKVSっぽく実装して高速化する。

JRuby+warblerでビルド後、Tomcatへデプロイして終わり。

Railsを取り巻く開発状況は、この1年で急速に変化しているので、今後も注目していく。

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