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2010/10/03

ナビゲーションとアクセシビリティーが格段に良い電子書籍フォーマットepub

下記のTwitterを見つけた。

Twitter / 河村 宏: EPUBはナビゲーションとアクセシビリティーが他の電子書籍フォーマットに比べて格段に高く、更に数式等のサポートと縦書きやルビ等の日本語固有の表現を含む国際言語対応の改定作業中。無償でプロセスの透明なEPUBの日本語対応を支援しない3省懇談会の結論は偏っていると言わざるを得ない。

電子書籍のうちepubフォーマットにはとても興味がある。
RubyやPerlなどのスクリプトを使うと、Web上にある記事をHTMLで取得して、epubに則った形式へ整形するだけ。
HTMLがあれば、簡単にepub形式にフォーマットできて、iPhone/iPod touch/iPadで簡単に読めるからだ。

上記のtwitterで面白いのは、epubの特徴にアクセシビリティとナビゲーションが他の電子書籍フォーマットよりも優れているという指摘だ。

アクセシビリティとは、アクセシビリティ - Wikipediaにもあるように、高齢者・障害者を含む人々がWebのサービスを支障なくアクセスできる度合いを指す。
iPadでepubを読む場合、文字が小さくても拡大すれば読みやすくなるので、高齢者にとってはうれしい機能だろう。
あるいは、音声化することも可能だから、視覚障害者に電子書籍を朗読して聞いてもらうことも可能だろう。
epubは所詮XHML+CSSなので、最近のHTML5の機能も取り込めば、動画や画像、音声も取り込むことが可能なので、百科辞典のように扱うこともできる。

また、ナビゲーションとは、Webページの案内を指す。例えば、サイトマップやパンくずなどがあげられる。
epubでは、目次が必ずあり、そこから各章へリンクできるので、目次を見ればその本の中身が想像できるし、リンクを押せば必要なページに簡単にアクセスできる。
デジタル化の利点としては、索引がとても簡単に作りやすいし、目次や索引、参考文献などを動的に作り出すことも可能。
つまり、欲しいと思う情報に簡単にアクセスできる仕掛けがある。

翻って、シャープやソニーなど日本企業は既に古くから電子書籍リーダーや電子書籍フォーマットを作り出しているのは、昔から知られていた。
しかし、日本の出版業界が電子書籍をビジネスにうまく取り込めておらず、著作権などの法規制と現在進行形のデジタル化がうまく解決できていないために、全く普及していない。

3省懇談会とは下記のニュースに相当するだろう。

電子書籍の課題や制度を検討、3省合同の懇談会が初会合 -INTERNET Watch

日本だけでなく、世界の電子書籍化の動向からかけ離れているように思える。

epubの弱点として、縦書きやルビが対応していないという批判が根強く存在するが、epubはオープンな形式なのだから、その機能が欲しければ自ら率先して作ればいいだけのこと。
僕自身は、Webや理系の本では横書きが主流なので、縦書きにあまり魅力を感じていないから、その批判はあまり意味が無いように思っている。

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