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2012/06/07

高速道路で走る車の速度はエンジンに依存する~ツールが良くてもプロセスの成熟度はチーム次第

@hiranabeさんや@ryuzeeさんのTwitterを見かけて、ツール・プロセス・チームの間で別の観点の関連があるような気がした。
ラフなメモ書き。

【元ネタ】
Twitter / hiranabe: Yes! RT @_dot: アジャイル開発だからパフォーマンスがあがるということはなくて、どのくらいのパフォーマンスが出せるかはあくまでチームの力に依存する。アジャイル開発はチームの力をスポイルしないというところがメリット。

Twitter / ryuzee: 高速道路が簡単に手に入るから乗ればいいけど、そこで何キロで走るかは、積んでるエンジンに依存するみたいな。(開発プロセスとツールとチームの話)

Twitter / akipii: 高速道路と能力の比較のメタファの意味がわかった。 [書評]アジャイルソフトウェアエンジニアリング http://www.ryuzee.com/contents/blog/ … @ryuzeeさんから

[書評]アジャイルソフトウェアエンジニアリング | Ryuzee.com

2006年以降のソフトウェア開発で感じることは、開発プロセスやチームをサポートする強力なツールが揃ってきたこと。
RedmineやTrac、GitやMercurial、Jenkinsなどのツールをうまく使いこなせば、以前はできなかったこと、以前は手作業が多くて労力がかかりすぎたことが随分解決できる。
高速道路が普及したことで遠方へ気楽に行けるようになった状況に似ている。

でも、強力なツールを使いこなしたからと言って、それでソフトウェア開発の諸問題が全て解決するわけではない。
チームで開発する場合、開発プロセスとツールをセットで運用することが大事になってくる。
その時、そのバランスが悪ければ、チームのパフォーマンスにせっかくのツールの良さが反映されない。
ツールを使うこと自身が目的になってしまって、本来のソフトウェア開発の成果物につながらない危険がある。

それは、高速道路が準備されたからと言っても、目的地に着くには、高速道路で走る車の性能、車のエンジンに依存しているのと同じ。

アジャイル開発の良さの一つは、チームやメンバーの力を引き出すことにフォーカスしていること。
特に平鍋さんが提唱されたプロジェクトファシリテーションは、ソフトウェア開発チームのチームビルディングを重視する点がとても優れていると思う。
とても面白い時代になってきたなと思う。

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