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2012/10/15

市販のプロジェクト管理ツールが使いづらい理由

市販のプロジェクト管理ツールが使いづらい理由を的確に指摘しているつぶやきを見つけたのでメモ。
ラフなメモ書き。
【追記】@kaorun55さんから「 (TFSも使ってみてください)」のご意見もあり、文章を修正しました。

【元ネタ】
Twitter / process_ok: SPI JAPAN のメモ。ある発表でそのチームでRedmineを採用している理由として、「市販の管理ツールは、どうしてもそれを作った会社のプロセスの色が出てしまい、事情が異なる会社では使いにくい。その点Redmineは自由にいじれるのがいい」と言っていたのがよかった。

Twitter / sakaba37: 他のツールは開発した会社のプロセスが入っていて、定着しなかった。Redmineはシンプルで、色々出来るので続いている。チケットがきちんとできているかや、色々な可視化でのチェックもして、細かく言う。言ったらやってくれる。

Twitter / tanka_1976: SPIJapanで不在にしている間に、メンバがRedmineによるTiDDを実践していた! すべてのアクションがRedmineに集約され、やるべきことが見える化されつつある! 後は、管理者層が頭の中に持っている作業項目のみだ!#RedmineJP #TiDD

どんなソフトウェアにもプロセス(手順)が混じっている。
ソフトウェアを使いこなすには、そのソフトウェアの機能に沿った手順に、ユーザは必ず従わなければならない。
つまり、ソフトウェアの機能に込められた開発者の設計思想に、知らず知らずのうちにユーザは従属させられる。

WindowsPCしかり、CentOSしかり、iPhoneしかり、iPadしかり。
新しいツール、新しいソフトウェアは、従来のやり方とは違ったプロセス(手順、やり方)に慣れる必要があり、それに慣れなければ、期待する効果は出てこない。
逆に、ソフトウェアを使いこなすのが目的になってしまい、ツールに振り回されてしまう場合が多い。

市販のパッケージ製品、特にプロジェクト管理ツールが使いづらいと思う時が多い理由は、その会社のプロセスが組み込まれており、そのプロセスを取り入れるのが難しいから。
過去にたくさん出てきたCaseツールは特にそうだろう。

オープンソースのツールが優れている点の一つは、オープンソースのツールの機能に、数多くの開発者の要望を取り入れられているからだろう。
ユーザ自身が機能を追加したり改善するパッチをコミッタに送ってもいい。
特にGitHubが普及してから、PullRequestという手法によって、パッチを簡単に送付してマージするのが簡単になった経緯もある。
つまり、コミッタだけでなく、ユーザ自身もソフトウェアを「使う」立場だけでなく「改善する」役割を担うことができる。

オープンソースのコミュニティという場で、コミッタとユーザが有意義な議論を行って、ソフトウェアを漸進的に育てていく。
ソフトウェアのあるべき姿がアジャイル開発と重なっているように思える。

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