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2012/10/20

Redmineのガントチャート機能改善の要望チケット

@marutosijp さんがRedmineのガントチャートにイナズマ線を表示するパッチを投稿されていたのでメモ。
ラフなメモ書き。

【元ネタ】
Twitter / g_maeda: Redmineのガントチャートでイナズマ線を表示する、 @marutosijp さんによるパッチ。Redmine本体に取り込まれて欲しいので+1しといた。 http://www.redmine.org/issues/12122 pic.twitter.com/ivSmCEqf

Twitter / akipii: ガントチャートの進捗管理は日本のマネージャしか興味ないのかな? RT @g_maeda: イナズマ線パッチに対するJPLの反応が薄い。もしかして海外ではイナヅマ線はあまり使われていない? http://www.redmine.org/issues/12122

Feature #12122: Gantt progress lines (html only) - Redmine

Feature #3436: Show relations in Gantt diagram - Redmine

スケジュールを見ればマネージャのレベルが分かる: プログラマの思索

Redmineのガントチャート改善part2: プログラマの思索

MS Projectを使いこなせない理由: プログラマの思索

RedmineのガントチャートはMS ProjectのWeb版になりうるか?: プログラマの思索

Redmineをマネージャ向けに売り出す時の謳い文句の一つが、「チケットに登録してくれれば、ガントチャートを自動生成できますよ」。
そもそもガントチャートは、タスクの開始日・終了日・進捗率さえ分かれば表示できるビューに過ぎない。

だが、MS Projectに比べると、Redmineのガントチャートは貧弱だ。
MS Projectならば、先行後行(FS)関係や、イナズマ線、リソースグラフなども出力できる。

Redmineのガントチャートにイナズマ線を表示できる機能改善は、日本の開発現場でマネージャ向けに売り出す時に重要な機能の一つかもしれない。
#12122のコメントに、@marutosijp さんがこんなことを書かれている。

Gantt progress line needs in Japanese enterprise.
Customer always requires it to developer.

まさに、日本では顧客やマネージャがガントチャートにこだわっているといえるかもしれない。
@g_maedaさんも、MS Projectを引き合いに出してパッチの目的を説明されている。

Microsoft Project has same feature. Please check the following url for the description of progress lines.

しかし、JPLの反応はイマイチ。

I don't really see the benefit of this feature, maybe displaying precedes/blocks relations (#3436) would be a better option to start improving the gantt chart.

#3436はガントチャートの各タスクにFS関係の矢印を入れる機能改善のチケット。
そちらのチケットの方が良い選択肢かも、と言っている。
この機能は、redmine_better_gantt_chartプラグインで既に実装できているはず。
(但し、Redmineの最新版に対応しているかどうかは知らない)

個人的には、イナズマ線だけでなく、ガントチャートに曜日を表示したり、見栄えやUIに関する機能も改善して欲しいと思う。

MS Projectではガントチャートだけでなく、タスクの依存関係を表すPERT図や担当者の作業負荷を表すリソースグラフなども表示してくれる。
マネージャは、単なる線表だけでなく、タスクの依存関係や作業負荷も考慮しながら、プロジェクトの作業をWBSに落とし、精密化しながら、プロジェクト運営のイメージを描く。
新版 SEを極める50の鉄則 マネジメント編」の著者である馬場さんは、マネージャならば500ぐらいのWBS要素まで分割できなければならない、と言われていた。
リーダーやマネージャならば、それぐらいのマネジメント能力を要求されているのかもしれない。

個人的には、Redmineのガントチャート機能に限らず、Redmineのチケット集計機能はもっと改善の余地があると思う。
Tracの方が自分でクエリを書くことができる分、各種のチケット集計のビューを作り出せる利点がある。

他の人達は、Redmineのチケット集計機能をプロジェクト運営に有効に使えているだろうか?
アジャイル開発で使われるビューだけでなく、プロジェクト運営のそれぞれの場面で有効に使えるビューを洗い出し、どのように役立てるか、今一度整理してみたい。

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