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2014/06/10

第11回RxTStudy勉強会を7/12土に開催します~Redmineプラグイン活用最前線

第11回RxTStudy勉強会を7/12土に開催します。
今回のテーマは、「Redmineプラグイン活用最前線」です。

第11回RxTstudy「Redmine Plugin 活用最前線」 : ATND

【1】基調講演は、@haru_iidaさんに「Redmineをプラグインで拡張しよう!」というタイトルでお話して頂きます。
また、野田さんには、「優しいプラグイン開発」というタイトルで「プラグイン開発時に気にしたいことをテスト関連メインで話す予定です。」

今回のテーマになった発端は、Redmineプラグインについて情報交換したいね、という話題がスタッフからあがったことでした。
RedmineのVer2.0以前はたくさんのプラグインがあるものの、Ver2.0以降は、RubyやRailsのバージョン、JavaScriptライブラリが変更されたことによって、対応しているプラグインがかなり少ないです。
元々、RedmineはRailsアプリゆえ、プログラミングしやすい開発基盤を持っているので、@haru_iidaさんにお聞きすれば、色々な話が聞けるでしょう。

私自身の興味としては、Redmineを開発基盤とみなした場合、Redmineをどのように機能拡張できるか、という観点で考えてみたいということがあります。
そのアイデアについては、品川Redmineで既に話しました。

Redmineの裏の顔~開発基盤としてのRedmine: プログラマの思索

【公開】第6回品川Redmine勉強会発表資料「開発基盤としてのRedmine~Redmineをカスタマイズするポイント」 #47redmine: プログラマの思索

テーブルを追加したり、新たな機能を追加する場合に相当するので、Redmineプラグインの開発は、パッケージ製品のアドオン開発に相当します。
その場合、プログラミングやテストでどんな注意点があるのか、を聞いてみたいと思います。

【2】また、最近の傾向として、Redmineの有償・無償のパッケージ製品がチラホラ見られる。
私がWatchしているRedmineパッケージ製品としては、EPM-X、Lychee Enterprise、Redmine for ITILの3つだ。

【2-1】定量的プロジェクト管理ツール(EPM-X):IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

IPAの定量的プロジェクト管理ツール #redmine: プログラマの思索

チケット駆動開発を紹介した書籍一覧: プログラマの思索

【2-2】Lychee Enterpriseシリーズ

Redmine Lychee Enterpriseシリーズの解剖part1~Redmineの本来あるべきガントチャート機能 Lychee Gantt Chart: プログラマの思索

Redmine Lychee Enterpriseシリーズの解剖part2~RedmineでEVMを実現 Lychee EVM: プログラマの思索


Redmine Lychee Enterpriseシリーズの解剖part3~Redmineのチケット関連図 Lychee Association ChartとRedmineの予実管理をサポートする Lychee Actual Date: プログラマの思索

【2-3】Redmine for ITILの特長|株式会社ホロンテクノロジー

Redmine for ITILが解決するもの: プログラマの思索

【2-4】この3つの製品に興味を持っている理由は、いずれもRedmineに不足した機能をカバーしようとする意図がある。

EPM-Xは、WF型開発で品質管理や工数管理などのメトリクスを厳密に分析したい場合に有効だろう。
EPM-Xの詳細な使い方は「チケット&計測でITプロジェクト運営の体質改善」の本を読むと良いだろう。

Lychee Enterpriseシリーズは、WF型開発で、ガントチャートやEVMを使いやすくし、要件と検収物件のトレーサビリティをチェックする運用ができる。
RedmineでEVMを実現する方法は、「Redmineによるタスクマネジメント実践技法」の第7章に記載している

Redmine for ITILは、障害・リリース管理や本番問い合わせ対応をITILプロセスで運用している時、Redmine上でも運用したい場合に有効だ。
RedmineでITILを実現する方法は、「Redmineによるタスクマネジメント実践技法」の第7章に記載している。

【3】もう一つ注意すべき点は、上記の3つのパッケージ製品はいずれも、WF型開発の運用を前提としていることだ。
私が「Redmineによるタスクマネジメント実践技法」を出版した時、Redmineをアジャイル開発で運用することを前提としてそのノウハウを詰め込みんだが、日本のSIで使われるRedmineはどうやらWF型開発を前提とする場合が多いように思う。

WF型開発でチケット駆動を実践する場合、完全チケット方式の運用はおそらくかなり難しいだろう。
その理由は下記で書いた。

チケット駆動開発がWF型開発と相性が悪い理由: プログラマの思索

WF型開発でチケット駆動を実践する場合、@sakaba37さんが提唱している「アダプタブルWF」くらいしか実践できていないのではないかと思う。

Twitter / akipii: 日本のチケット駆動開発の大半はWF型開発をベースにしたアダプタブルWFばかりだと思う。それぐらい標準プロセスが強すぎて柔軟性がない。 [#TiDD] アダプタブルな開発を実現するチケット駆動の3要素 http://sakaba.cocolog-nifty.com/sakaba/2014/02/tidd-3-e7d9.html

Twitter / akipii: アダプタブルWF RT @holypp: 考え結構近い。>「計画できることはWBSで。計画できないことはチケットで」というのが僕の主張です。 / “チケット駆動開発で作業管理はしないほうがいい - arclamp” http://htn.to/vrCybgY5k

その理由は、WF型開発では、プロジェクト立上げフェーズですべての作業をWBSで洗い出し、そのWBSを元に作業の進捗を計測していく運用になるが、「チケット管理は予実管理しにくい」特徴があり、相反するためだ。
そのため、「アダプタブルWF」のように、WBS管理からはみ出た突発的な課題、障害、レビューをチケット管理で補完する運用ばかりになるだろう。

ハイブリッドアジャイル開発・変形WF型開発のプロセスパターン: プログラマの思索

但し、アダプタブルWF以外の事例もあると思うので、色々聞いてみたい。

【4】今回の勉強会のパネルディスカッションでは、Redmineプラグインの開発以外にも、その運用方法についても議論する予定でいる。
なぜ、そのプラグインが必要になったのか、その背景をパネラーから引き出し、実際のあるべき運用方法を議論してみたいと思う。

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