Redmine2.5.2の新機能~プラグインアップデートチェック
Redmine2.5.2がリリースされた。
新機能であるプラグインアップデートチェックについてメモ。
【元ネタ】
Redmineのプラグインアップデートチェックを試す - Qiita
Redmine 2.5.2 リリース | Redmine.JP Blog
tail -f pinzo.log: Redmine 2.5.2 へアップデート
プラグインアップデートチェック機能は、Redmine.orgに登録されたプラグインのバージョンと稼働中のRedmineにあるプラグインのバージョンを比較して、更新すべきかどうか確認できる機能。
@akiko_pusuさんがプラグインアップデートチェックについて、詳細なメモを残されている。
定期的にプラグインチェックアップデート機能を使えば、プラグインが最新かどうか確認できる。
この機能があれば、プラグインとRedmineのバージョンの違いに苦しむ苦労がかなり減るだろう。
実際、Redmineのプラグインは、Redmine本体のVerUpによって、急に使えなくなったりする。
過去には、Ruby1.9、Ruby2.0へのVerUp、Rails3、Rails4へのVerUp、JQueryへの更新など、Redmine本体の急激な機能拡張に付いていけないプラグインがたくさんあった。
但し、プラグインを自動更新してくれるわけではないので、あくまでも確認しか使えない点に注意。
また、Redmine.orgに登録されていないプラグインに対して、バージョンチェックしてくれないから、「?」マークが管理画面のプラグイン一覧画面に出てくる。
したがって、今後のRedmineのプラグインは、Redmine.org本家のプラグインサイトに登録するように、誘導されることになるだろう。
その意味では、Redmine.orgにプラグインも含めたRedmineの全ての情報が集約されていくから、Redmineを利用したり運用する際には、Redmine.orgの内容を定期的に確認する作業が今後重要になってくるだろう。
こういう細かな機能改善がオープンソースのWebアプリで行われているのはとてもすごいことだと思う。
利用ユーザにより優しく使いやすくすることがどれだけ難しい作業であるか、業務システムやWebシステムを開発している技術者ならだれでも知っていることだ。
Redmineの機能拡張は今後も追いかけていく。
| 固定リンク
« 「データモデリング入門-astah*を使って、TMの手法を使う-」はとても良いモデリング資料 | トップページ | Redmineでリソースヒストグラムを出力してくれるプラグイン~RedminePlannerPlugin »
「Redmine」カテゴリの記事
- Redmineインスタンスはチームの組織文化や慣習を表す(2016.06.04)
- RedmineユーザはRedminersと呼ぼう~We are Redminers!(2019.02.11)
- 日本の大企業におけるRedmineの利用事例の資料のリンク(2017.03.22)
- 第14回東京Redmine勉強会の感想 #redmineT(2018.05.27)
- RedmineのGit連携機能に関する議論(2019.01.31)
コメント