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2015/05/10

5/16に第8回redmine.tokyo勉強会が開催されます #redmineT

5/16に第8回redmine.tokyo勉強会が開催されます。
既に満員御礼ですが、残りのLT枠2つに応募すれば、参加可能です。

【参考】
第8回勉強会 - redmine.tokyo

第8回redmine.tokyo勉強会 - connpass

第8回redmine.tokyo勉強会 懇親会 (夜の部) - connpass

今回の東京Redmine勉強会では、@g_maedaさん、@akahane92さん、@agilekawabataさんをお呼びして、主にRedmineの最新バージョン3.0のお話やRedmineのチューニングに関する事例で開催します。

僕自身が特に興味がある講演は、@akahane92さんのRedmineの性能改善の事例です。
今回の講演では、@akahane92さんが以前から精力的に研究されているRedmineのチューニングが主なテーマです。
@akahane92さんはSQIP2014でも、IT内部統制にRedmineを導入して成果を出した経験事例を発表されています。

SQIP2014の論文「「効率、品質、統制」の共通課題に着目した現場主導によるITS導入の効果検証」がすごい #redmine: プログラマの思索

少人数で使い始めるならば、Redmineの性能が運用のボトルネックになることは少ないでしょう。
しかし、例えば、一つの事業部で自社社員・協力社員100名以上で50~100プロジェクトの運用を始めると、すぐにチケット数は数万を越えてきます。
日中のアクセス頻度もかなり増えるでしょう。

以前聞いた話では、Redmineの性能がボトルネックになってしまう機能として、Redmineの右上の検索ボックスがあげられていました。
チケット数が20万件以上に増えると、Redmineの全文検索機能の性能がかなり落ちてしまうのだそうです。
Redmineのようなチケット管理ツールのメリットの一つが、チケットやWikiに蓄積された過去の作業情報をいつでも探し出せることなので、検索機能が使いにくくなるのは困った事態です。
Ver3.0のRedmineでは、この問題がどこまで解決されているのか、聞いてみたい所です。

Redmine 3.0新機能紹介: 検索機能の改善 | Redmine.JP Blog

RedmineがSIの現場のプロジェクト管理ツールとして普及するにつれて、Redmineそのものがソフトウェア開発の基幹業務システムになっている所も多いでしょう。
すると、Redmineが止まってしまうと、文字通り開発業務に支障をきたすだけでなく、会社全体の業務に悪影響をもたらすリスクが出てきます。
また、長年の運用でチケット数が増えていくうちに、性能も劣化してしまい、使いづらくなる可能性もあります。

性能改善の問題は、Redmineがよりミッションクリティカルな業務に耐えうるためにも、解決されるべきテーマになるでしょう。

幸いなことに、RedmineはRubyやRailsのバージョンアップに追随する方向に進化しています。
Ruby2.2に対応したことで、GCの機能改善によって性能向上も見込めるでしょう。
また、Rails4.2に対応したことで、安定性も保証され、機能拡張もやりやすくなるでしょう。

つまり、RedmineがはRubyやRailsのバージョンアップに追随することで、最新のミドルウェアやライブラリの性能改善や品質向上の恩恵を受けられるメリットがあります。

ますごんさんはTwitterを使っています: "Ruby界隈、バージョンアップでダイナミックにAPI変わっていくとは聞いてたが、なかなか辛そう。 RedmineプラグインのRails4対応やってみて戦慄した。ちっちゃなプラグインならまだしも、大きなプロダクトは地獄やわ。 どうりで古いプラグインで動かないの多いとわけやわ。"

akipiiさんはTwitterを使っています: "なるほど〜RT @knjname: Redmine 3.0.0はRuby 2.2、Rails 4.2というスタックです。バージョンちょっとあがればすぐ非互換なRubyの世界ですから、保守派の皆さんにはきっとしばらくは辛いことでしょう…"

Redmineの開発履歴を見ると、テストカバレッジや自動テストがとても厳格である態度が見られます。
この厳格な開発作法のおかげで、APIや構造がバージョンアップのたびに大きく変わってしまうRubyやRailsにもRedmineが追随できるのでしょう。
そんなことを思うと、Redmineのコミッタは慧眼の銘があったように思えます。

オープンディスカッションで議論する時間も設けているので、参加者の方が持っている経験談も交えて、Redmineの今後のあるべき進化の姿も議論できるといいな、と思います。

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