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2016/11/30

「入門Redmine第5版」が出版されました

「入門Redmine第5版」を@g_maedaさんから頂いたので、感想をメモ。

【参考】
「入門Redmine第4版」が出版されました: プログラマの思索

入門Redmine 第2版: プログラマの思索

入門Redmine 第5版|書籍情報|秀和システム

【1】数あるRedmine本の中で、Redmineのバージョンに追随して最新化されている本は「入門Redmine」くらいだろう。
最新版を購入しておけば、逆引きリファレンスとして使えるのが便利。
チームや会社に1冊あれば、引き継ぎや説明会で使えるだろう。

【2】「入門Redmine第5版」で興味深い点は、いくつかある。

【2-1】Redmine利用事例のトップに、JAXAの事例「スーパーコンピュータ「JSS2」の運用チームを支えるRedmine(JAXA)」がある点だろう。

JAXAのスーパーコンピュータ活用課でRedmineを使ったチケット管理システムの経験論文: プログラマの思索

第65回 SEA関西プロセス分科会&RxTStudy #15 「チケット管理システムによるプロセス支援と今後の課題」の感想: プログラマの思索

JAXAスーパーコンピュータ活用課における業務で、実際に新規登録中のチケットの画面キャプチャがあるのが非常に面白い。
ISO9001監査にも使えるように、カスタムフィールドを準備したり、説明欄に記入すべき事項を記載したりしている。

また、藤田課長が「もっと楽に管理できるツールはないか」という質問を投げた時に、木元研究員がRedmineエバンジェリストとして振る舞った場面も興味深い。
社内にRedmineエバンジェリストがいたおかげで、即座に利用環境が整い、初期設定や利用者への説明なども上手く進んだらしい。

第11回東京Redmine勉強会の感想~Redmineエバンジェリストが日本各地で出現しているらしい #redmineT: プログラマの思索

そんな内容を読むと、まさに先日の東京Redmine勉強会の講演と同様に、社内のRedmineエバンジェリストという存在がすごく大きかったのだろうと思う。
そして、そういう役割の人達がごく稀ではなく、多少だろうが生まれてきつつあるように思える。

チケット管理はRedmineでなくても、JiraでもTracでも同様に扱える運用ノウハウだから、そういう人達が増える背景なのかもしれない。

【2-2】もう一つは、Redmineの機能をレイヤ構造で表現していることだろう。
分かってみれば当たり前の構造だろうが、利用者観点で機能が上手く分割されている。

JAXAのRedmineモデル~Redmineはレイヤ構造になっている: プログラマの思索

また、Redmineエバンジェリストの木元さんいわく、Redmineの機能のうち「文書」「ファイル」はあまり力を入れていないように思えるため、使いにくい。
そこで、DMSFプラグインを導入して、文書管理の機能拡張を行った。
そのおかげで、運用がかなり楽になった、と。

DMSFプラグインはごく一部のユーザは熱烈に使っているが、Redmineのバージョンアップに追随できるか、検討が必要かな。

そういう話を読むと、Redmineの機能と運用を非常に研究しているように思える。
今後も、どんどんこういうノウハウが情報共有されていければいいなと思う。

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