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2019/06/16

業務系エンジニアが生き抜くのは難しい時代になった

業務系エンジニアが生き抜くのは難しい時代になったという記事をリンク。
以下、脈絡のないポエム。

【参考】
業務系エンジニアはどうしていくべきか? - 急がば回れ、選ぶなら近道

【1】日本のSIなら、プログラマからマネージャになるにつれて、実装技術から離れてしまい、どんどん技術から離れていく。
すると、一番怖いのは、技術の目利きが落ちることだと思う。
最新技術のメリット、デメリットをいち早く見抜き、どの場面で適用すると上手くいくのか、逆に失敗するのか、という目利きができなくなると、正直怖くなる。

結局、技術の全部を抑えておかないと難しい。

【2】「最終的にはシステムはIOに行き着く」という指摘は秀逸。
アプリ、ミドルウェア、インフラなどの層別アーキテクチャ(N-Tier)はいつの時代も基本。
最近は、インフラが熱い。
インフラを押さえれば、最近の技術の動向はいち早く把握できる。

【3】イノベーションを常に強いられる業界は、そこで働く人にとっては苦痛に思える人も多いだろう、と思ったりもする。

実際、若かった人も年を取ればどうしても、過去の経験値に縛られたり、集中力や瞬発力が落ちるので、新しい文化を取り入れるのが難しくなる。
広岡達朗の著書の中で「人間は常に保守的な存在だ」という文言を以前読んだことがあったが、たぶんその言葉は真実なのだろう。
人間は、従来成功したやり方を明日からいきなり変える、ということに抵抗感があるのだろう。

経験値がゼロで、獲得した資産や家族がなければ何も怖くはない。
しかし、長年蓄積してきた資産、経験、家族が増えてくれば、それを全て捨て去り、一から作り出すのは心理的に難しくなる。
一方、イノベーションのジレンマでは、過去の資産を活用できるプロセス・イノベーションを前提にしていない。
むしろ、イノベーションを阻害するような過去の経験は無い方が、イノベーションを生み出しやすい。

イノベーションを常に強いられるIT業界は、脱落するエンジニアが多く、経験豊富な人よりも若者の方が有利、という特徴が出てくるのだろう、と思う。
そして、「IT業界はイノベーションが激しい」ということと「IT技術は後方優位性が強い」ということは同じ意味なのだろうと思う。


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