モデリングで大事なのはメッセージ送信
ビジネスモデルをクラス図で書くようになって、意識し始めたものがある。それは、メッセージ送信だ。
以前、ある勉強会で僕がクラス図をラフに書いていたら、先生から、多重度をきちんと書いてくれ、多重度は大事だから、と注意された事がある。今思うと、多重度からクラス図の背後にあるオブジェクト図を意識していたのだと思う。
「UMLモデリングの本質」(児玉公信著)でも、最初はオブジェクト図からモデリングしよう、と主張しているが、その意図は、オブジェクト同士のリンクを辿っていくと他のオブジェクトが一意に定まるのか、という点にあると読み取れる。
リンクを辿る事は、オブジェクト同士がメッセージをやり取りして、きちんとメッセージが伝わっていくのか、を意識することそのものだから。
ビジネスモデルをソースコードから考える人(ソースコードドリブンな人)は、データのやり取りに気を使う。その発想は関数Callそのものだから、メッセージをやり取りするオブジェクト思考と根本的に異なる。
関数Callとメッセージ送信の違いは、オブジェクトが属性を持つかどうかの違いだ。属性を持つならば、受け取ったメッセージをインスタンスに保持し、更に別のオブジェクトへ飛ばすことができる。
ビジネスモデルをビジネスから考える人(ビジネスドリブンな人)は、自然にオブジェクト思考になると思う。
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