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2004/07/10

オブジェクト納涼祭の感想

 7/9に開かれたオブエジェクト倶楽部(場所:品川)の納涼祭に行ってきました。
 面白かったー。
 有名人(平鍋さん、渡辺幸三さん、牛尾さん)を初めて見て、ワクワクしました。皆さん気さくな方でした。

 僕が一番興味を抱いていたのは、オブジェクト指向とあまり関係ないDOAの渡辺先生の講演でした。

 渡辺先生は「業務別データベース設計のためのデータモデリング入門」 「生産管理・原価管理システムのためのデータモデリング」の著者の方です。
 オープニングトークで講演した平鍋さんが「これらの本は”日本のアナパタ”と言って良いくらいの本です」と紹介してました。
 大阪に住んでいるそうで、すぐに打ち解けられました。僕が持ってきた本に快くサインしてもらいました(^^)
 
 渡辺先生は熱い! 僕がメモした先生の言葉集は、以下の通り。

「SEにとってホワイトボードは大事です。ホワイトボードに書きまくらないと」
 「モデリングはやっぱりホワイトボードで書きまくらないと駄目ですねえ。書きまくって修正して、という作業をしないとモデリングの実力はつきません。でも女性のSEにそれをさせたら、泣き出されて困った事があるんです」
 「私の美学では、テーブルのリンクはL字型ではなく曲線でないと許されないんです」
 「製造業の情報システムでは、MRPが一番基本なんです。でもMRPは在庫削減に現実では役立たない。理由は杓子定規な在庫指示しか出せないので、現場の感覚と合わないから」

 もう少し、渡辺先生のお話を聞きたかったのが正直な感想です。やはりDOAはモデリングの一つの技術として重要であると再認識しました。

 今回の納涼祭は、手作りの文化祭みたいな雰囲気で、永和マネジメントのスタッフの皆さんがお面をつけて、楽しそうに裏方で働いているのが印象的でした。
 最後に、僕が思わず吹き出してしまった、会場のドアに張られていたポスターを紹介します。

 
オブ・カレー(!)

 ボンカレーのマダムが平鍋さんの顔に変わってます(^^)
 オブジェクト指向は難しいと認知されているから、オブ・カレーは辛口なのでしょうか?
 僕は、小学生が好きそうな甘口カレーの方が好きです(^^)

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