CMMの構成管理はバージョン管理システムと同じか?
CMMの構成管理は何度説明を聞いても、本質を理解できていない気がする。
達人プログラマーの本では、バージョン管理システムは、ソースコードのReDo/UnDoをいつでも行えるシステムだ、という説明がある。
構成管理も同様に、プロジェクト運営に関わる意思決定や成果物のCommit/RollbackをVSS(or CVS)のようなバージョン管理の仕組みでコントロールしたい、という動機があるように思う。
構成管理には2つのレベル分けがあり、「管理され制御されている」という状態と、 「構成管理下に置かれる」という状態がある。「管理され制御されている」状態は、成果物のバージョン管理とほぼ同じものと理解している。
だが、「構成管理下に置かれる」状態とは何か?
CMM導入経験者に構成管理について尋ねたら、単なる成果物のバージョン管理だけでなく、成果物の一貫性を維持するために、利害関係者の同意を経てCommit/Rollbackが決定される機能も含まれるらしい。
その話が本当だとすると、仕様確定をCommitするたびに会議を開いて、利害関係者の承認を得るという煩雑な作業が加わる事になる。確かにそのやり方ならば、仕様がコロコロ変更されて開発者にしわ寄せが来る、という事態は防げるかもしれないが、仕様確定の作業に高度な根回し技術が必要とされる気がする。
全てのプロセスが構成管理下に置かれる必要はないようだが、プロセスごとに構成管理のレベルを区別するのが難しいと思う。
意思決定をもっとAgileにするには、何が必要なのだろうか?
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- Redmine、DOA、PM理論。点だった知識が“世界の見え方”に変わる瞬間(2026.05.23)
- TwitterやFacebookは人力キュレーションツールとして使う(2022.10.02)
- 「現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全」の感想(2022.08.28)
- 人類は海辺から生まれた~水生類人猿説が面白い(2022.08.09)
- 戦前の日本人の気質はまだ成熟していない青年期と同じだった(2022.06.14)
「プロジェクトマネジメント」カテゴリの記事
- Redmine利用成熟度モデルによる運用戦略(2026.07.12)
- なぜCCPMは挫折する?経営者の理想と現場の挫折をLycheeRedmineが解決する #redmine(2026.06.30)
- 製造業DXを支える工程管理とは?Redmineの大規模プロジェクト階層化における課題:プロジェクトツリーの設定継承と関連チケット制限の壁(2026.06.27)
- Redmine × AIがプロジェクト管理を変える:祝・Redmine20周年!RedmineJapan Vol.5の司会を全うして見えた「AI連携」と「製造業マネジメント」の未来 #RedmineJapan(2026.06.27)
- プロセスには「学習のループ」が必要だ(2026.06.20)
「構成管理・Git」カテゴリの記事
- PLMツールとは部品表の構成管理ツールでありGitHubである(2026.03.08)
- 「GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた」の感想(2023.12.10)
- パッケージ設計の原則の意義は変化しているのか(2023.09.30)
- 小説活動にプルリクエスト駆動が必要になってきた(2022.05.08)
- 【資料公開】チケット駆動開発の解説~タスク管理からプロセス改善へ #redmine(2022.01.14)


コメント