アナパタは難しい
アナパタで良く使われるパターンは、責任関係パターンと勘定パターン。
ある勉強会で、アナパタ2にある「結合ルールで補正した責任関係パターン」を発表したのだが、うまく説明できず、わだかまりが残った。確かに難しい。
勘定パターンは、「本質」によれば、在庫で使われる。
ストリームラインモデリングで翻訳すれば、協調パターン「コンポジットトランザクション-明細-特定品目」に相当する。
クラス図もエンティティしか出てこないから分かりやすいし、実装も自然に書ける。
しかし、責任関係パターンは、知識レベルというメタモデルが出てきて、クラス図からイメージしにくい。
最初に違和感を感じた箇所は、知識レベルで多対多の関連になっている所。そのままではオブジェクトの一意性が保たれないのではないか?
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元々の責任関係パターン
結合ルールを導入することによって、多対多の関連は解消されるので、オブジェクト図は描きやすくなる。
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結合ルールを導入した責任関係パターン
サンプルソースを解読すると、結合ルールクラスで、パワータイプに紐づくクラスの型の生成チェックを行っている。
つまり、FactoryMethodで実装している。
知識レベルは、パワータイプでモデルをコントロールするから、型チェックのロジックが入るのは自然ゆえ、納得できる。
とはいえ、実際のモデリングで使うには、抽象的過ぎて難しいのではなかろうか。
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