Aspect思考
「asatoの技術的な内容の日記」はAspect指向のBlog。内容がすごく興味深い。
「アスペクト思考」の記事では下記の記述がある。
特定の機能(上の例では、時間の測定)の存在を意識しなくてもすむ、というのは、プログラムの理解の点からは、やや優しさを感じる。
つまり、特定のアスペクトを使って機能を分離することにより、プログラミングする上での思考の軽減になると感じている。
これは、オブジェクト指向(思考)での、ポリモーフィズムなどにも通じる現象かもしれない。
ある部分を気にせずにすることにより、コードを読む上での精神的な負担が減ると思う。この負担の削減は、思っていたよりも、効果的に感じる。
システム保守のフェーズでAspectを導入するのはリスクが大きいのではないか、という考えから離れられなかったが、ポリモルフィズムのようにAspectを使うことで「コードを読む上での精神的な負担が減る」という意見は深く考えさせられる。
今の軽量コンテナや脱EJBのように、普通のPOJOをAPサーバーでロードしたら勝手にトランザクション管理やログ出力の機能が追加されるような仕掛けを作りたいという流れがある。その流れに進むと、今までのプログラミング構造の考え方と違うやり方が出てくる気がする。
実際、「asatoの技術的な内容の日記」に出てくるサンプルソースを読むと、オブジェクト思考とは違うように思う。
「Aspect思考」は今後も要チェック!
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