プログラミングの基本はIF文を極力排除する
「IF文を極力減らすと見晴らしのいいプログラムになる」を読んで、プログラミングの基本を改めて痛感した。
新人のプログラムをレビューすると、メソッドが長すぎたり、IF文が入れ子構造になっていたりして、後で保守しにくい。
オブジェクト指向の強みは、ポリモルフィズムを使えば、IF文を排除できる所にある。ループ処理もIteratorやJDK1.5の新しいAPIを使えば、for文を排除できる。
Seasarのように、Dependency Injectionを使えば、IF文で呼び出されるロジックの依存関係をdiconファイルに書くことで、より綺麗なプログラム構造になる。
そんなことを考えると、プログラミング言語は条件分岐やループ処理がない逐次実行形式で書けるように進化してきたように思える。
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