「ソフトウェア企業の競争戦略」
「「ソフトウエア企業の競争戦略」」の本が、ここやあそこに紹介されていた。
内容は、ソフトウェア・ビジネスとして成立させるために必要なことは「製品とサービスのハイブリット形態」である、ということで興味津々。しかし、立ち読みしてみたが、いまいちピンと来なかった。
ソフトウェア・ビジネスは製造業や小売業などのサービス業と異なるのではないか、と漠然としたイメージは常々持っていたが、本質はまだ分からない。
僕の少ない現場経験を整理すると、システム開発は普通の製品開発と異なるプロセスなのに、現場の環境が古いため、ちぐはぐな印象をずっと持ち続けている。
例えば、いくらJavaでWebシステムを作ったところで、請求処理など一番大事な基幹システムはメインフレームで動かしているため、データ転送で無駄なインターフェイスを作ったり、オブジェクト指向技術が徹底できなかったりする。
更に、Webチームとメインフレームチームに分かれているため、Webチームがいくらオブジェクト指向に則った開発プロセスを応用しても、旧式プロセスでやっているメインフレームチームと共同作業せざるを得ない。
又、日本のITビジネスは土建業界のような下請構造で成立しているため、いくらアジャイル開発をやろうとしても、ウォータフォール型プロセスから脱却できない。
この辺りの矛盾をきちんと説明しているのか、と思ったがよく分からなかった。どこかにいい本はないのだろうか?
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コメント
ご紹介ありがとうございます。開発プロセスについて興味があるのでしたら、は第4章の同期安定化プロセスあたりが参考になるかと。
建設業界と同じビジネスモデルを採用するのであれば、「ソフトウェア」の冠言葉はいらないでしょう。他業界とはかなり異なるビジネスモデルで伍していける可能性がある分、あきぴーさんや私が成功する余地は大きいと考えています。
これはあきぴーさんの疑問に応える本ではないかもしれませんが、その「読書感想文」は追々載せていきますので、ひょっとしたら参考になるかもしれません。
投稿: Dain | 2005/01/18 00:23
コメントありがとうございます。
今の私の関心が開発プロセスやプロジェクトマネジメントにあるので、経営まで頭が回っていないのだと思います。
Dainさんの読書感想文を参考にさせて頂きます。
投稿: あきぴー | 2005/01/18 20:46