モデル・ギャラリーって何処かにない?
とある講演録を読んでいたら、ミュージシャンも他人の曲を聴いて、真似て弾くことを繰り返してうまくなっていくように、モデリングも優れた教材を真似して試してうまくなるはずなのに、いい教材がない、という意見があった。(渡辺さんのBlogにもありますが)
モデル・ギャラリーは何処かにないのだろうか?
僕がイメージするモデル・ギャラリーは、DOAやOOAという技術レベルではなく、業務に特化したモデル群。小売、製造業、金融、医療、などの業界で頻繁に出てくる業務フローをモデル化したもの。
そして、そのモデルは、システムとして落とせるものでなくてはならない。業務用語だけの話で閉じているだけでは、ITエンジニアとして無意味だから。
となると、本でもインターネットでもなかなか見つからない。
すぐに思い浮かぶ本はアナリシスパターン―再利用可能なオブジェクトモデル」。しかし、難しくて読みにくい。
最も読みやすく役立ちそうな本は、渡辺さんの本生産管理・原価管理システムのためのデータモデリング」ぐらい。この本の最後にある会計の章は、DOAの観点から説明されていて、非常に分かりやすい。他の会計の本は、経理屋の視点から書かれているので、モデルへ変換するのに手間がかかる。
最近、面白そうだと思うのは、モデリング道場ML。
2ヶ月前に「『酸っぱいブドウの論理』と『甘いレモンの論理』」を題材としてモデルに書いてみる話題があった。こんな話をモデルにできるのか?と疑問に思っていたが、その時の児玉さんのコメントが面白い。
この現象は心理学でいう認知的不協和に当たるそうだが、似たような話として、
「UFOがX月X日に降りてくると大々的に宣伝していた団体が,その日に降りてこなかったという事実を突きつけられて,その団体のメンバーはどのような行動を取ったか,なんて心理学の授業で教わりませんでしたか。」
と。その答えは、他のアーカイブにあります。面白すぎ(^^)
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コメント
それは多分、各社社内で流通させてるんじゃないですかね。
実務に沿った、実践的で学べるソースが社内にしかなくて、本屋では言語の解説書か断片的なサンプル集しかないように。
投稿: 市井賢児 | 2005/03/09 23:45
確かに仰る通りだと思います。
うちでは社内ですら流通してません(T_T)
個人的には、ビジネスとシステムをマッピングするモデルのパターン集が知りたいのです。
投稿: あきぴー | 2005/03/11 21:30