マネジメントの断層
仕事を数年すると、次のステップに上がるには断層があることに気付く。
ヒラ→中間管理職→経営者へステップアップする時、仕事の内容が大きく変わる。その変化についていけない時がある。断層の本質は何かを考えた時、「ビジネス・リーダーへのキャリアを考える技術・つくる技術」に「断層はマネジメントにある」と書かれてあって思わずはっとした。
ヒラからプロジェクトリーダーになる時、仕事の質が変わる。
言われた仕事をこなすことから、チームを回すためにチーム内の問題を解決することに変わる。メンバーが仕事しやすい環境を整えたり、経営者や顧客をコントロールしたり、まさに中間的な階層で調整する役割を果たす能力が必要になる。
プロジェクトリーダーになると、プレーイングマネージャとはいえ、現場の仕事から離れる時が多くなる。
経営者になる時、更に仕事の質が変わる。
ビジネスの戦略を打ち出すことや、自分の会社に足りないものは外部からリソースを調達できる人脈が必要になる。現場の仕事から完全に離れて、組織を動かすことが仕事になる。
断層を越えるには何が必要か?
本を読んでも、他人の行動を見ても、身に付かない。
そのポジションで仕事して結果を残すしか身に付かないのだろう。
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