« デザインパターン再考 | トップページ | dJUnitでカバレッジテスト »

2006/02/20

Web 2.0で一番重要なのは価値あるデータベース

 ベンチャー企業の代表者が解くWeb 2.0と経営の本質という記事で、「Web 2.0で一番重要なのは価値あるデータベースだ」という意見が載っている。

 Googleにしても、Amazonにしても、自分たちが持つ地図や商品のデータベースへつなぐAPIを公開することで、自分たちのサイトへのリンク、更には訪問者を増やすというビジネス手法を取る。

 この発想の根本は、データベースが重要なこと。そのデータベースへリンクさせるためにAPIの公開が必要だし、サーバーにアクセスが集中しても、その負荷に耐えられる仕組みが必要。

 その公開手法はオープンソースとは違うけれど、依然とは違い、自分たちのシステムの情報(の一部)を公開する方が実は利益になるという逆説。

 今後、インターネットを使ったビジネスの発想は、Webを通じて自社のデータベースへリンクするAPI公開にあるのかもしれない。

|

« デザインパターン再考 | トップページ | dJUnitでカバレッジテスト »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

ソフトウェア」カテゴリの記事

ビジネス・歴史・経営・法律」カテゴリの記事