« 【感想】SEA Forum in Osaka~アスペクト指向技術は実用に使えるか | トップページ | 【告知】XP祭り関西2006 in ワッハ上方 »

2006/07/15

Ruby関西はかなり甘口です

 第11回 Ruby勉強会@関西に行ってきた。
 丁度、京都で祇園祭が開かれていたから、受付のあゆさんが浴衣姿で、華やいだ感じでした。
 今回も50人以上も集まり、女性も随分いて、ITセミナーとは思えない雰囲気でした。

 講演内容は、回を経るに従って、初心者も聞きやすいように甘口になっている。
 気づいた点は下記の通り。

【1】かずひこさんのレッスンで、あるチームが、yieldを使ったプログラムを発表していた。
 Rubyのyieldの使い方が良く分かっていなかったが、これはまさに、コールバックそのものじゃないの!

class Array
def find3
each do |n|
return true if n == 3
end
false
end

def myfind
each do |elem|
return elem if yield(elem)
end
nil
end
end

p [1, 2, 3].find3 # => true
p [1, 2, 3].myfind {|n| n == 3} # => 3
p [1, 2].myfind {|n| n == 3} # => nil

 このプログラムの構造は、C言語のクイックソートと全く同じ。
 なるほど、だから、IteratorはRubyで重要なんだ。

【2】かずひこさんに聞いてみたら、オブジェクト倶楽部の聴衆はまるで職業軍人の集まりでした、と言っていたのが面白かった。
 いわく。彼らは仕事でしかプログラムを書かない職業軍人だが、オープンソースの僕たちは趣味でもプログラムを書いている。ちょっと雰囲気がアウェーでした。
 あちこちで講演するにつれて、逆にもっと勉強しないと、と思うようになりました、と。

 このコミュニティは、アットホームで面白いです。
 どんどん甘口になっているけれど、そろそろ中辛程度のマニアックな講演も聞きたいこの頃。


|

« 【感想】SEA Forum in Osaka~アスペクト指向技術は実用に使えるか | トップページ | 【告知】XP祭り関西2006 in ワッハ上方 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Ruby関西はかなり甘口です:

« 【感想】SEA Forum in Osaka~アスペクト指向技術は実用に使えるか | トップページ | 【告知】XP祭り関西2006 in ワッハ上方 »