Ruby関西はかなり甘口です
第11回 Ruby勉強会@関西に行ってきた。
丁度、京都で祇園祭が開かれていたから、受付のあゆさんが浴衣姿で、華やいだ感じでした。
今回も50人以上も集まり、女性も随分いて、ITセミナーとは思えない雰囲気でした。
講演内容は、回を経るに従って、初心者も聞きやすいように甘口になっている。
気づいた点は下記の通り。
【1】かずひこさんのレッスンで、あるチームが、yieldを使ったプログラムを発表していた。
Rubyのyieldの使い方が良く分かっていなかったが、これはまさに、コールバックそのものじゃないの!
class Array
def find3
each do |n|
return true if n == 3
end
false
end
def myfind
each do |elem|
return elem if yield(elem)
end
nil
end
end
p [1, 2, 3].find3 # => true
p [1, 2, 3].myfind {|n| n == 3} # => 3
p [1, 2].myfind {|n| n == 3} # => nil
このプログラムの構造は、C言語のクイックソートと全く同じ。
なるほど、だから、IteratorはRubyで重要なんだ。
【2】かずひこさんに聞いてみたら、オブジェクト倶楽部の聴衆はまるで職業軍人の集まりでした、と言っていたのが面白かった。
いわく。彼らは仕事でしかプログラムを書かない職業軍人だが、オープンソースの僕たちは趣味でもプログラムを書いている。ちょっと雰囲気がアウェーでした。
あちこちで講演するにつれて、逆にもっと勉強しないと、と思うようになりました、と。
このコミュニティは、アットホームで面白いです。
どんどん甘口になっているけれど、そろそろ中辛程度のマニアックな講演も聞きたいこの頃。
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