【PFP関西】段取りと仕切りのフレームワーク
今日開かれたPFP関西ワークショップに参加してきた。
楽しかったです。
スタッフの皆さん、ご苦労さまでした。
【1】芦屋さんのお話
依田さん、前川さんの話の後、芦屋さんのお話があり、最も興味を引いた。
プロフィール紹介で、2年目までお客さんとよく衝突したが、それ以降19年間、予防に努めてきた、とのこと。
リスク管理に優れている人なのかな、と思ったり。
話の節々に冗談を入れて笑いを誘って、聞きやすかった。
【2】時間管理が難しかったワークショップ
30人の聴衆を、マネージャチーム、若手チーム、エンジニアチームに分けて「楽しく仕事をするには?」をテーマにグループディスカッションを行った。
自分はエンジニアチームに入り、コミュニケーション、エンジニアライフ、見える化について議論した。
仕様がなかなか確定しない、プロジェクトの目標が曖昧、という意見が出て、素直に頷く。
僕は、利害関係者、特に、お客や上司など自分がコントロールしにくい人との調整が難しい、という意見を述べた。
議論は各人の経験がそのまま出てすごく興味深かったけれども、20分でまとめて発表する段取りや仕切りが上手くいかなかった。
3チームの発表では、エンジニアチームの発表が、内容は経験に基づいており、優れていると思ったけれども、論点がはっきりしなかったようだった。
結局、若手チームの「コミュニケーションを上手く取ろう。そのためにティータイムやカップラーメンタイムを設けよう」という発表が最も拍手が多く、優秀賞となった。
【3】プロジェクトファシリテーションを支えるフレームワークは何か?
スタッフの熱意、スタッフの切り盛り、和気藹々としたコミュニティの雰囲気、これらはいずれも2年前のXPコミュニティの雰囲気と全く同じ。
でも今は、平鍋さんがXPからPFへ活動を発展させた軌跡と同じように、XPコミュニティの活動は停滞して、PFコミュニティへ皆の関心が流れているように思う。
プロジェクトファシリテーションの定義は既にあるけれども、それを支える技術は、段取りと仕切りのフレームワークにあるように思う。
バーンダーンチャート、かんばんのように仕事の段取りを効率化させるスキル。
朝会、KPT、ホワイトボードのように、会議やチームを仕切り、ゴールに向かって進行させるスキル。
XPやアジャイルに興味を持つマネージャは、段取りや仕切りを実行する時に、グッズやツールを使うのが上手い。
にこにこカレンダーのようなグッズは職場にあるだけでも雰囲気が和むし、笑いも誘える。
懇親会で話を聞くと、こういう小物やグッズは関東のグループが好きでよく編み出すらしい。
逆に関西のグループは、実際に会って活動してお笑いを誘って、の方が好きらしい。
地域の特色が出て面白かった。
PFP関西は今、静かに盛り上がっているコミュニティ。
要注目。
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コメント
昨日はお疲れ様でした!
グループワークは良い議論ができたと思うのですが、意見をまとめる、ポイントを絞るというのは難しいですね。今回、気づいた点は、是非次回取り組んでみたいと思います。
懇親会含め、楽しいイベントでした。
今後もよろしくお願いします!
投稿: 西河 | 2006/12/02 08:43
早速のコメントありがとうございました。
2年前のXPコミュの雰囲気に似ていて、すごく懐かしいと感じたのが一番でした。
こういう雰囲気を大切にしたいですね。
投稿: あきぴー | 2006/12/04 00:14