【Ruby関西】IT業界のロールモデルは誰?
第14回 Ruby関西に出かけてきた。
午後から雨になり、随分冷え込んだのに、京都女子大で開かれた勉強会に70人も集まって熱気があった。
勉強会の内容についてはログを参照して下さい(^^)
自分が感じたことを思いつくままに書いてみる。
【1】卒業する4回生へ花束贈呈
勉強会終了直後に、スタッフから小波研究室の女子学生4回生へ、毎回の勉強会の準備への感謝をこめて花束が贈られた。
贈られたご本人たちは随分驚いた様子で、代表したコウザイさんも「大して役立っていないのに、こんな素敵な花束を贈ってもらえて感謝してます」みたいに答えていたのが初々しかった。
こういう思いやりを、コミュニティで表現できる場があるのはいいなあと感じた。
【2】小波先生、かずひこさんのようなメンター(保護者)の重要性
~IT業界にロールモデルはいるか?
このRuby関西の良い所は、まだプログラミング初心者の女子学生を見守る父親のような小波先生やお兄さんのように面倒を見るかずひこさんのような人たちがいること。
小波先生はもちろん、かずひこさんのように人間的にもすばらしく誰からも好かれるような人が先輩として、20代の若い人たちへアドバイスしたり、動機付けしたりする。
若い人もそういう先輩を素直に慕っている雰囲気がいい。
メンターがいることで、特に女子学生が伸び伸びと勉強して力をつけるし、メンターを見て、自分が進むべき道と目標への距離を計測して頑張っている。
そういう雰囲気に刺激されて、他の若い人たちも集まってくる。
逆に、先輩格の人たちも、元気のいい後輩が慕ってくれるので、自分だけの殻に閉じこもることもなく、惜しげもなく自分の知識を伝える技術を身につけられる。
後輩たちもそんな先輩の姿を見て、自分たちが卒業して働き始めたら、先輩にしてもらったことを同じように後輩へつなげようとする。
まだ若いコミュニティだけれども、卒業生がスタッフとして戻ってきたらいいだろうなと思う。
こういう好循環の環境を見るにつけ、日本のIT業界にロールモデルはいるのだろうか?と思う。
ライブドアの堀江さんは功罪もあろうが、彼もロールモデルの一人にあげられた時期もあった。
3Kと呼ばれるIT業界が輝くためには、若い人の模範となるようなロールモデルをもっともっと生み出さないといけないのだろう。
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コメント
確かにメンターは必要ですよね。
私もIT業界に入ったのはある先輩にあこがれて入りました。
ライブドアの堀江さんも好きだったりして・・・
投稿: IT業界就職-0からの転職 | 2007/09/13 00:20