ソフトウェアビジネスのチェーン(ループ構造)
ソフトウェア開発のビジネスで成功する最低条件は、自社で全てのリソースが足りていること。
例えば、こんな感じ。
営業部隊→コンサル部隊→デザイナー部隊→開発部隊→運用保守部隊
ループと言う構造が大切。
リソースが全て足りていて、業務がそれぞれの部隊に分担されて、流れていること。
IT業界は、ループ構造を持つ会社が少ない。
どこか一つだけのプロセスしかなくて、分断されている。
開発部隊だけ、デザイナー部隊だけという会社は人材派遣会社。
運用保守部隊だけ、という会社はハードを売っているだけの会社。
営業、コンサル部隊だけという会社は、商社みたいな会社。
ループ構造になって初めて、価値が生まれる。
普通は、リソースが足りないシチュエーションがすごく多い。
技術者がいない、マネージャがいない、とか。
経済学の基本法則と同じ。
物資の希少性があるからこそ価値が生まれる。
リソースが足りないから、技術力のある人が尊ばれる。
そのためには、社内に多種多様なスペシャリストを養成するのが大切だと思う。
プログラミング
RDB
デザイナー
サーバー保守
マネージャ
コンサル
スキルのある人がたくさん集まると、自然に役割分担できる。
フローのそれぞれの役割に誰がなるか、自然に決まる。
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