リーダーシップよりもメンバーシップ
小飼弾さんのBlogから下記の本を立ち読みしてみた。
結構面白い!
こんな目次になっている。
- はじめに
- 序章 チームはすべて「共有」から始まる
- 第1章 ビジョンを共有するチームを作る
- 第2章 「質問」でメンバーの力を巧みに引き出す
- 第3章 コミュニケションの「困難」を克服する
- 第4章 チームを活性化させるメンバーへの「気配り」
- 第5章 メンバーからの「プレッシャー」を追い風にする
- 第6章 「共有」に役立つツールの実践事例
- 終章 「メンバーシップ」が人を動かす
今の時代、基本的にプロジェクト単位の仕事が多いから、チームのメンバーはコロコロ入れ替わる。
上下関係がはっきりした関係で長期間仕事することはおそらくあまりない。
軍隊ですら、海兵隊のように、少数精鋭のチームで誰もが司令塔として活躍することを求められている。
そんな環境でチームでアウトプットを出そうとする時、メンバーと共有することが最重要。
特にゴール、ビジョン。
そして、メンバーとの信頼関係も大切になる。
ファシリテーションでは、素早い信頼関係構築も一つの使い道だった。
リーダーは、その信頼関係を元に、メンバーへ影響させて、プロセスを連鎖させる。
オブジェクトの集まりのようなチームでは、リーダーは指示よりも委任するタイプの方が似合う。
ジョハリの窓、ホーカーソンの法則など心理学、社会学の知識も載せてあって、色々考えさせられる。
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コメント
s/子飼/小飼/
投稿: ujihisa | 2008/02/21 08:17
Ujihisa君、Thx(^_^.)
投稿: あきぴー | 2008/02/25 00:11