Web2.0の特徴はCGM
CGM(Consumer Generated Media)という言葉が流行しているらしい。
CGMとは、下記の定義らしい。
インターネットなどを活用して消費者が内容を生成していくメディア。個人の情報発信をデータベース化、メディア化したWebサイトで、Web 2.0的なもののひとつとされる。商品・サービスに関する情報を交換するものから、単に日常の出来事をつづったものまでさまざまなものがあり、クチコミサイト、Q&Aコミュニティ、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、ブログ、COI(Community Of Interest)サイトなどがこれにあたる。
従来、インターネットメディアは雑誌や書籍などと同様にプロの書き手と編集者が内容を構成していく出版社型の事業モデルが多かったが、CGMでは一般の消費者が直接情報を投稿し掲載される。これにより実体験や生の声がリアルタイムにかつ膨大に提供・集積されるようになった。メーカーやマスメディアでは想定しえない特殊な事例や利害関係に束縛されない自由な意見が情報として集積されるため、消費者にとっては重要なサポート環境であり、メーカーにとっては商品の良し悪しがそのまま商品の人気に直結する場となっている。
マーケティングの観点では、情報を公開するだけでなく、ログインさせて囲い込むことが重要。
ログインというやや閉鎖的な空間の中で、ログインユーザ同士が、楽しくチャットしながら、情報共有する。
そういう場を提供すること。
今の時代、猫も杓子もSNSみたいだ。
技術的な観点では、Ajaxが鍵を握る。
デスクトップアプリと変わらないリッチUIをWeb上で実現する。
背後で非同期通信しながら、ネットワーク応答の遅さを感じさせない。
Web2.0の技術を見ると、メインフレームのCobolや、MSのWindowsAPIが古臭く見える。
Web2.0で作られたWebアプリは、共有やコミュニケーションがキーワードなのだ。
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