WebブラウザのJavaScriptエンジン高速化がもたらすもの
「SaaSに追い風、桁違いに速い次世代Webブラウザたち」の記事を読んだ感想。
Ver3のFireFox、Safariは性能がすごくいいのは知られていた。
その秘密は何か?
そもそもWebアプリの弱点は、一つはネットワーク遅延で応答性が悪いこと。もう一つはHTMLコンテンツを動的に扱うJavaScriptエンジンが遅いことだった。
しかし、前者は、Ajaxと総称される非同期通信のテクニックが進化したことでほぼ解消されつつある。
Googleが編み出すサービス群がその良い例。
後者は、次世代Webブラウザに搭載されるJavaScriptエンジンが高速化することで、今後解消されていくだろう。
そして、それは何をもたらすか?
近い将来、殆どのデスクトップアプリはWebアプリへ置き換わるだろう。
例えば、Google Docsの表計算アプリケーションは、Web上でExcelっぽく使える。
メールソフトも今やGMailを使う人が殆どではなかろうか?
GMailならば、外出先でも携帯からでも閲覧できる。
上記2点とも、Ajaxによる非同期通信のおかげで、ネットワーク越しの応答の遅延が気にならなくなったということ。
ユーザがブラウザで閲覧している裏で、Ajaxが必死になってDOMを生成して、HTMLをレンダリングしている。
利点は、ネットワーク上の人たちと情報共有がすごく簡単になることだ。
使いこなせれば、もっとコミュニケーションを活発化できる。
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