分散リポジトリの使い道
最近、MercurialやGITなどの分散リポジトリのバージョン管理が流行している。
これはどのような状況で使うのか?
使い道は、プライベートブランチ。
つまり、SVNのトランクに入れるには不完全なソースの一時コミットとして使う。
自分のワークスペースでプログラムがまだUnitTestも通していない時、丁度昼前になったらどこかにコミットしておきたい。
ペアプロで書いている一時状態のソースをどこかにコミットして、自分のマシンで同期したい。
他人のマシンでは、Emacsのキーボード配置が違うので使いにくい時があるから。
ノートPCで書いている一時状態のソースをどこかにコミットして、別のマシンで同期したい。
自宅と会社ではマシンが違うから。
これらの場合は、いずれも書いている途中のプログラムを別マシンに同期したい時等が多い。
そんな時に、分散リポジトリが有効に使える。
分散リポジトリは、中央集権型のSVNとは違って、プッシュ型なので、ローカルにコミットしているのと同じ感覚。
となると、分散リポジトリへのコミットと、ソース保存は同じ。
1日100回、分散リポジトリにコミットするのも普通だろう。
更に、分散リポジトリでは特定のリビジョンを消すことも可能だという。
Eclipseのローカルヒストリーのように、ローカルのソースの不要な履歴を消して、必要なリビジョンのソースのみを持ってくるのも可能になる。
バージョン管理、ソース管理はソフトウェア開発で当たり前にもかかわらず、この部分がボトルネックになっている時もままある。
もう一度、使い方を見直してみる。
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