チケット駆動開発の論文
さかばさんがチケット駆動開発の論文を書かれたのでリンクしておく。
【元ネタ】
ソフトウェアさかば: TiDD:チケット駆動によるアジャイル開発法
さかばさんの論文の主張を抽出すると下記になる。
1・TiDD(Ticket Driven Development)は、古くからある障害管理ツールなどを包括的な構成管理ツールへ拡張し、それらのツールに合わせた開発プロセスである。
例:
バージョン管理(ソース管理)→Subversion
障害管理→Redmine
単体テスト→テスト駆動開発
自動ビルド→継続的インテグレーション
2・アジャイル開発を運用する上での難点の一つである進化的保守は、TiDDでは、プロジェクト管理をチケット管理で置き換えることで解決しようとする。
3・二つ目の難点である並行開発は、メインラインモデルとチケット管理の組み合わせで解決しようとする。
4・3つ目の難点である頻繁なリファクタリングによる品質劣化のリスクは、チケットとリビジョンの関連付けによって、変更理由を追跡できることで解決しようとする。
5・チケット駆動開発をRedmineで実践した場合、ロードマップをイテレーション計画、チケットをタスクカードで運用することで、アジャイル開発を可能にする。
アジャイル開発を運用するのは何故難しいのか、そして、チケット駆動開発がそれらをどのように解決しようとしたのか、を論理立てて書かれている。
僕が言いたかった内容はこういうことだったんだな、と思う。
| 固定リンク
「Redmine」カテゴリの記事
- Redmine AI HelperプラグインはRedmineをAI駆動プロジェクト管理に変える可能性を秘めている #Redmine(2025.12.31)
- 第29回東京Redmine勉強会の感想~今話題のテーマはJTC運用とAIによるプロマネ作業支援 #redminet(2025.11.09)
- 第22回 Redmine大阪の感想 #RedmineOsaka(2025.09.21)
- RedmineJapan vol.4の感想part1~Redmine AI HeplerプラグインはRedmineのナレッジ活用を強化してくれる #RedmineJapan(2025.07.31)
- Jiraの機能はTracに似ている気がする #redmine(2025.06.01)
「ソフトウェア工学」カテゴリの記事
- Jiraの機能はTracに似ている気がする #redmine(2025.06.01)
- チームトポロジーの感想~大規模アジャイル開発でも組織構造は大きく変化する(2025.01.01)
- Redmineは組織のナレッジ基盤として実現可能なのか~島津製作所の事例を読み解く #redmineT(2024.12.29)
- アーキテクチャ設計はベストプラクティスを参照するプロセスに過ぎないのか?~Software Processes are Software, Too(ソフトウェアプロセスもまたソフトウェアである)(2024.09.22)
- 「システムアーキテクチャ構築の原理」の感想part2~非機能要件がシステムのアーキテクチャに影響を与える観点をプロセス化する(2024.05.06)
「チケット駆動開発」カテゴリの記事
- 第29回東京Redmine勉強会の感想~今話題のテーマはJTC運用とAIによるプロマネ作業支援 #redminet(2025.11.09)
- RedmineJapan vol.4の感想part1~Redmine AI HeplerプラグインはRedmineのナレッジ活用を強化してくれる #RedmineJapan(2025.07.31)
- Jiraの機能はTracに似ている気がする #redmine(2025.06.01)
- Redmineは組織のナレッジ基盤として実現可能なのか~島津製作所の事例を読み解く #redmineT(2024.12.29)
- 第26回redmine.tokyo勉強会の感想~多様性はコミュニティが成功する重要な要因の一つ #redmineT(2024.06.15)
「Agile」カテゴリの記事
- SAFeはScrumと全く異なるアジャイル開発プロセスだ(2026.02.01)
- 第29回東京Redmine勉強会の感想~今話題のテーマはJTC運用とAIによるプロマネ作業支援 #redminet(2025.11.09)
- RedmineJapan vol.4の感想part1~Redmine AI HeplerプラグインはRedmineのナレッジ活用を強化してくれる #RedmineJapan(2025.07.31)
- Jiraの機能はTracに似ている気がする #redmine(2025.06.01)
- チームトポロジーにおける4チームのインタラクションをUMLで整理してみた(2025.01.12)


コメント