入門Mercurialの感想
Mercurial本「入門Mercurial Linux/Windows対応」の著者フジワラさんから献本して頂いたので感想をメモ。
【元ネタ】
Mercurial の利用
特集:Mercurialではじめる分散構成管理|gihyo.jp … 技術評論社
スィンプロ (sinproject) Windows Vista 環境で TortoiseHG(Mercurial)を利用してバージョン管理とバックアップを行う (3)
ダウンロード - TortoiseHg - SourceForge.JP
「入門Mercurial Linux/Windows対応」は分散バージョン管理Mercurialの入門本。
平易に書かれていてとても読みやすい。
また、Mercurialのコマンド一覧が付録にあるので、リファレンスとしても使える。
エピローグに「あ!構成管理って楽しいんだ?!」という節がある。
MercurialはCVSやSubversionと違って、オフラインのノートPCでも共有リポジトリと関係なくバージョン管理できるおかげで、コミットがすごく楽しかった。
ついに自由を獲得できた、と思った。
そして、構成管理にまつわる問題の本質は、「構成管理が面倒」であることではなく「面倒なツールで構成管理をしていたこと」に気付いた。
そのおかげで、構成管理が楽しい!と思うようになった、とのこと。
経験談としてすごく納得できる。
僕も、TortoiseHgを使い始めて、オフラインのノートPCで簡単にバージョン管理でき、外付けHDにバックアップ代わりにミラーリングできるようになった。
更に、Redmine+TortoiseHgでプライベートなタスク管理が簡単にできあがった。
だから、作業がすごく楽しくなった。
優れたツールが開発のあり方まで変えてしまう。
ツールがプロセスを改善する。
優れた技術力こそが、SW開発が抱える諸問題の難易度を下げて、一つずつ解決の方向へ進めさせてくれる。
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コメント
感想ありがとうございます&コメント遅れて済みません。
「構成管理が楽しい!」という感覚は、
体験してみないとわからないので、
なかなか説明が難しいんですよねぇ。
今後も Mercurial 普及の尖兵として(笑)よろしくお願いします。
投稿: 藤原 | 2009/10/25 00:41
◆藤原さん
献本ありがとうございました!
Mercurialをもっと使いこなしていきたいと思います。
投稿: あきぴー | 2009/10/25 19:14