テストケースの作り方
TestLinkを運用し始めて、改めてテストケースの作り方が重要と思うようになった。
TestLinkのマスタデータであるテストケースの品質がよくないと、TestLinkの効果が出ない。
「はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法」も「知識ゼロから学ぶ ソフトウェアテスト」もテストケースの作り方について初心者向けに書かれているようなのでメモ。
テストケースは基本は、パラメータの組み合わせだと思う。
パラメータの洗い出しは業務や設計が分かっていないとできないけれど、そこからテストケースを作成するプロセスはツールで自動化できないか探っている。
MicrosoftのPairwaise法(All-pairs法)ツールPICTを利用したテストケース自動生成ツールMTGに着目している理由も、テストケース作成のコストを下げて、品質を保持したいから。
又、テストの本で不思議なのは、ブロックの使い方について説明した本が見当たらないことだ。
TestLinkのブロック機能は、テスト工程のマネジメントを掘り下げる重要な概念だと思う。
Nakaさんにその不満をぶつけた所、「基本から学ぶテストプロセス管理―コンピュータシステムのテストを成功させるために」がいいと勧められたのでメモ。
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