Rietveld のインストール方法
ReviewBoardとは別のコードレビューWebシステムRietveld をインストールしてみたら、すごくあっさりインストールできた。
Rietveld はGoogleのコードレビューシステムMondorianを作った人が開発しているらしい。
Rietveld のインストール方法についてメモ。
【元ネタ】
Google謹製 ソースコードレビューシステム rietveld(オープンソース版 Mondrian)を動かしてみましょう - ふにゃるん
オープン ソース アプリケーション: Rietveld コード レビュー ツール - Google App Engine - Google Code
ARMで動くかどうか試してみる - kinneko@転職先募集中の日記
Django での App Engine アプリケーションの実行 - Google App Engine - Google Code
【Rietveld のインストール方法】
まず、GAE for Pythonを取得する。
wget http://googleappengine.googlecode.com/files/google_appengine_1.2.7.zip
↓
rietveldの最新ソースを取得する。
rietveldのディレクトリは、GAEのルートフォルダに置く。
cd /usr/local/google_appengine
svn co http://rietveld.googlecode.com/svn/trunk/
↓
ノーハングアップでバックグラウンド起動する。
nohup python dev_appserver.py --address=サーバーのIPアドレス --port=8100 ./rietveld &
↓
http://サーバーのIPアドレス:8100 でアクセスできる。
使ってみた感じでは、GoogleCodeのようなUIで、ReviewBoardと似たような方法でコードレビューができる。
つまり、diffファイルをアップロードし、SVNリポジトリのパスを通せば、コードレビューができる。
コードレビューシステムとして、ReviewBoardとRietveld を比較すると、ステータス管理とBTS連携に違いがあるように思う。
ReviewBoardのステータスは「新規」「終了(submitted)」しかないが、Rietveldでは「新規」「担当中」「終了」の3種類がある。
Rietveldの一覧画面で、3種類のステータスごとに分類されて一覧表示されるので便利。
但し、ReviewBoardの一覧画面でも、「自分がレビューアのリクエスト」と「全てのリクエスト(新規・終了)」で表示されるから、どちらもできることは似ている。
また、ReviewBoardのリクエスト画面には「レビューの状態」項目がテキスト入力可能になっていて、この項目を更新していけばいい。
つまり、コードレビューのワークフローを管理することは可能だ。
他方、RietveldにはなくてReviewBoardにある機能として、BTSチケットと連携する機能がある。
TestLinkと同様に、コードレビューが発生した場合、進捗管理はBTSチケットで行い、ReviewBoardでコードレビューの詳細な作業を行うように区別したらやりやすいかもしれない。
色々試してみたいと思う。
| 固定リンク
「プログラミング」カテゴリの記事
- Javaのモジュールシステムの考え方をまとめてみた(2022.10.21)
- Javaのモジュールシステムは複雑性をより増している(2022.09.10)
- Javaはなぜ関数型言語になろうとしているのか(2022.09.02)
- Javaのラムダ式の考え方(2022.08.10)
- Javaはオブジェクト指向言語ではなく関数型言語だった~「[増補改訂]関数プログラミング実践入門」はお勧めの本だ(2022.08.06)
「ソフトウェア」カテゴリの記事
- Javaのモジュールシステムの考え方をまとめてみた(2022.10.21)
- Javaのenum型はシングルトンクラスみたいだ(2022.06.20)
- テスラが従来の自動車メーカーと異なるところは工場までソフトウェア化すること(2022.02.09)
- 「RubyやRailsは終わった」という記事のリンク(2022.01.09)
- 実践した後に勉強するのがエンジニアの本来の道(2022.01.09)
コメント