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2009/10/25

Rietveld のインストール方法

ReviewBoardとは別のコードレビューWebシステムRietveld をインストールしてみたら、すごくあっさりインストールできた。

Rietveld はGoogleのコードレビューシステムMondorianを作った人が開発しているらしい。
Rietveld のインストール方法についてメモ。

【元ネタ】
Google謹製 ソースコードレビューシステム rietveld(オープンソース版 Mondrian)を動かしてみましょう - ふにゃるん

オープン ソース アプリケーション: Rietveld コード レビュー ツール - Google App Engine - Google Code

ARMで動くかどうか試してみる - kinneko@転職先募集中の日記

Django での App Engine アプリケーションの実行 - Google App Engine - Google Code

【Rietveld のインストール方法】
まず、GAE for Pythonを取得する。

wget http://googleappengine.googlecode.com/files/google_appengine_1.2.7.zip

rietveldの最新ソースを取得する。
rietveldのディレクトリは、GAEのルートフォルダに置く。

cd /usr/local/google_appengine
svn co http://rietveld.googlecode.com/svn/trunk/

ノーハングアップでバックグラウンド起動する。

nohup python dev_appserver.py --address=サーバーのIPアドレス --port=8100 ./rietveld &

http://サーバーのIPアドレス:8100 でアクセスできる。


使ってみた感じでは、GoogleCodeのようなUIで、ReviewBoardと似たような方法でコードレビューができる。
つまり、diffファイルをアップロードし、SVNリポジトリのパスを通せば、コードレビューができる。

コードレビューシステムとして、ReviewBoardとRietveld を比較すると、ステータス管理とBTS連携に違いがあるように思う。

ReviewBoardのステータスは「新規」「終了(submitted)」しかないが、Rietveldでは「新規」「担当中」「終了」の3種類がある。
Rietveldの一覧画面で、3種類のステータスごとに分類されて一覧表示されるので便利。
但し、ReviewBoardの一覧画面でも、「自分がレビューアのリクエスト」と「全てのリクエスト(新規・終了)」で表示されるから、どちらもできることは似ている。

また、ReviewBoardのリクエスト画面には「レビューの状態」項目がテキスト入力可能になっていて、この項目を更新していけばいい。
つまり、コードレビューのワークフローを管理することは可能だ。

他方、RietveldにはなくてReviewBoardにある機能として、BTSチケットと連携する機能がある。
TestLinkと同様に、コードレビューが発生した場合、進捗管理はBTSチケットで行い、ReviewBoardでコードレビューの詳細な作業を行うように区別したらやりやすいかもしれない。


色々試してみたいと思う。

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