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2009/11/20

要求開発はBABOKに対抗できるか?

先月、要求開発のセミナーを聞いて思った事をメモ。

【元ネタ】
Requirement Development Alliance : 要求開発アライアンス

NDS要求開発|社長対談|「学ぶべき道・進むべき道」

NDS要求開発|公開ワークショップ

The future is better than the past: 次はBABOK(ビジネス分析知識体系)?

PMBOKの次は「BABOK」が来る? - 記者の眼:ITpro


要求開発はBABOKも、プロジェクトの立上げ、要件定義以前のRFP作成のプロセスを対象にしているようだ。
つまり、ステークホルダーのビジネス要件、又はシステム開発の要件へ落とす作業をターゲットにしている。

これら2つに必要なスキルはビジネス分析、いわゆるビジネスモデリングだと思う。

BABOKは、ビジネス分析の知識体系を目指す。
要求開発は日本独自の分析技法を提示しているみたい。

要求開発の話を聞いた限りでは、面白そうだけれども、何から手を付けて、どんな技法を使えばいいのか、分からなかった。
要求開発を受け入れている会社の人が一言、BSC(バランス・スコア・カード)を使うといいですよ、と言っていたのを聞いて、そういうレベルでやっているのか、これは難しいな、と思った。

正直、技法も知識も曖昧なので、実践するのは難しそう。
NDS要求開発|公開ワークショップ」のように、もっと実例が欲しいと思う。

でも、「NDS要求開発|社長対談|「学ぶべき道・進むべき道」」を読むと、受託システム開発専門のSIerが現状に危機感を持っている理由がよく分かる。
単なる技術屋だけではなく、ITコンサルも兼ねたSIを目指したい、そうしなければ今後のITビジネスに未来がない、という思いは非常に分かる。
特に、クラウドの概念が現実になっている昨今、もはやシステムはスクラッチで開発するのではなく、システムのレンタル販売に移る傾向が大きくなるだろう。

色々探ってみたい。

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