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2009/11/30

クラウドではソフトウェアの品質が課金の差として出てくる

はてなブックマーク - atsushifxのブックマーク - 2009年11月26日の文言「クラウドではソフトウェアの質は課金の差としてでてくる」が秀逸なのでメモ。

【元ネタ】
InfoQ: パフォーマンスを硬貨で測る

はてなブックマーク - atsushifxのブックマーク - 2009年11月26日

(前略)
クラウドプラットフォームでは、CPU使用量を10%削減すれば、そのままクラウドプロバイダからの1ヶ月の請求が10%削減されることになる。
例えば、 Windows Azureは1計算機による1時間の計算に12セントかかる。
このことを知った上でよいプロファイラを使えば、文字通り特定のコードブロックが会社に1ヶ月どれくらいコストを発生させているかを言うことができるだろう。
(後略)

クラウドでは下記の公式が成り立つ。

ソフトウェアの品質の差=パフォーマンスの差=課金の差=コストの差=利益率の差

データストアがRDBからkey-value storeへシフトする流れがある理由は、クラウドによって、ソフトウェアの品質、特にパフォーマンスの差が利益率に直結する事実が大衆の目の前に出てしまったからだろう。

クラウド上のSW開発は、関数型言語によってデータ処理をMapReduceアルゴリズムでいかに高速化するか、が鍵を握るのかもしれない。
「クラウドコンピューティングは開発者にとってゲームのやり方を変えてしまうものである。」という指摘はとてつもなく鋭い。

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