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2009/11/20

Webシステム開発のトレンド

2002年頃、Strutsが出た時は興奮した。
それまでフリーでオープンソースのWebフレームワークは無かったから。

同じ頃、Eclipseが出てきた。
Javaの統合開発環境がフリーで、しかもプラグインを追加すれば、UMLやメトリクス出力、JUnitなど色んな機能を追加できる。
Eclipseでサーバー上のモジュールをリモートデバッグできた時は感動した。

Strutsが出る以前は、ベンダ製のWebフレームワークを覚えさせられて、正直嫌だった。
フレームワークのAPIを覚えても、他社プロジェクトで使えない。
フレームワークにバグがあっても、ソースが公開されてないので直せない。
結局、バッドノウハウが増えて、変なパッチが当てられて、どんどんソースが汚くなる。
そして、運用保守になると、誰もソースを触れなくなる。

日本のパッケージベンダーが駄目な理由: プログラマの思索
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Eclipseが出る前は、ベンダ製の統合開発環境を高値で購入せざるを得ず、誰もが気軽にプログラミングできる環境がなかった。
特にVisualStudioに慣れていると、ベンダ製のJavaの統合開発環境はUIも機能も洗練されておらず、開発効率も悪かった。

Tomcat+Struts+Eclipseがあれば、Webアプリをフリーな環境でフリーなフレームワークを使って開発できた。
デザインパターン、オブジェクト指向プログラミング、リファクタリング、JUnitによるテスト駆動開発を実際に試す事ができて、結構面白い時期だった。

それから、Railsが出てきた時も衝撃的だった。
わずか10分でインストール+ログイン画面が作れるムービーが流れていて、Javaでガリガリ書いていた環境から見れば革新的だった。
同じ頃にSeasarも出てきて、JavaのWebアプリ開発の敷居も相当下がった。

そして、クラウドが出てきた。
ASPの看板を入れ替えただけと思っていたが、AmazonEC2やGoogleAppEngineに触れて、その思想は理解できてないけれど、革命的である事は直感した。

クラウドでも特にSaaSを実現できれば、もはやWebシステムは自作して運用せずにレンタルすればいい。

サーバーと言うハードウェアの納品とその運用で収益を上げて、Webシステムはその付属品という従来のWebシステムの受託開発ビジネスは、昨今の不況もあいまって、クラウドの出現によって収益率が急激に落ちている。

クラウドは非RDBを必要とする: プログラマの思索
クラウド時代のビジネスモデル: プログラマの思索

Webシステム開発ビジネスは今後どこに行くべきか?
フレームワーク、クラウド等で発展したWeb技術は、どこにイノベーションがあるのか?

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