Redmine on JRuby part2
Redmine本家に、Tomcat(又はGlassfish)上でRedmineを動かすインストール方法が紹介されていたのでメモ。
【元ネタ】
Redmine - HowTo install Redmine in Apache Tomcat - Redmine
Musings of a Programming Addict: Redmine on JRuby and Glassfish
下記の手順で、ビルド&デプロイすればTomcat上で動くらしい。
JRubyはインストールしておく
↓
gem install warbler
↓
redmineのdatabase.ymlへJDBCを設定
↓
warble config
でwarble.rbを作成
↓
★warble.rbで、
config.dirs = %w(app config lib log vendor tmp extra files lang)
へ修正
↓
セッションクリア
rake config/initializers/session_store.rb
↓
warble
でredmine.warを作成
↓
Tomcatへデプロイ後、Tomcatを起動すれば、
http://your-tomcat-host.name:8080/redmine
で表示される
以前、warblerを使ってビルド&デプロイしたら、表示できるもののレイアウトが崩れてしまった。
上記の方法では、★でwarファイルの構造を設定しているので、これがミソだったのかなと思う。
JRuby+TomcatでRedmineが稼動できるのは、運用上とても重要だ。
理由は、RubyがインストールされていないUnixサーバーでも、JavaはPerlと同様に必ずインストールされているので、JRubyを使えばRuby無しでもRedmineを稼動させることができるからだ。
又、Tomcatで負荷分散させたり、スケールアップする運用方法はかなり枯れた技術だから、JavaアプリケーションサーバーでRailsアプリを動作できれば、従来の運用ノウハウも流用できる。
上記のコマンドも、AntやMavenでビルドスクリプトを書いておき、Hudsonと連携してワンクリックでビルド&デプロイできるようにしておけばいいだろう。
Railsがどんどんバージョンアップして、安定性も使いやすさもどんどん改善されているように、Redmineを取り巻く環境も1年前に比べるとかなり大きく改善されている。
今後もRedmineの動向を追いかけてみたい。
| 固定リンク
「Redmine」カテゴリの記事
- ITの技術や知識はツールの習得と表裏一体である(2021.03.26)
- Redmine 4.1.2がリリースされた(2021.03.21)
- 信頼度成長曲線の落とし穴(2021.02.12)
- キャズム理論をプロセス導入の問題解決に使うアイデア(2021.01.25)
- 変更管理プロセスが弱いとトラブルが多い(2021.01.04)
コメント