Redmineチケットの関連リンク
Redmine.JP Blogに分かりやすい記事があったのでメモ。
【元ネタ】
チケット同士の関連づけ | Redmine.JP Blog
Redmineチケットで「関連する」リンクはよく使し、分かりやすい。
例えば、trunkへのマージ作業の発生元がリリースブランチの障害修正の場合、リリースブランチのチケットNoを「関連する」に追加する。
そうすれば、何故マージ作業を行うのか、担当者も理解しやすくなる。
しかし、それ以外の「重複する」「先行する」「ブロックする」は分かりづらかった。
チケット同士の関連づけ | Redmine.JP Blogを読んで、ようやく完全に理解できた。
「重複する」機能は、Mantisにも同等の機能があるので分かりやすい。
「重複する」リンクを使う場面は、いわゆる同件(同類)バグの場合があるだろう。
例えば、発見したバグをチケットに登録したものの、実は以前のチケットと原因が同じ場合、それら2つのチケットは「重複する」にすればいい。
但し、「関係元」を以前のチケット、「関係先」を後で発見したバグのチケットの関係にする必要がある。
そうすれば、「関係元」チケットが終了すれば、後で発見したバグのチケットも自動的に終了する。
「ブロックする」リンクを使う場面は、TestLinkのブロックのように、ブロッキングバグを登録する場合だ。
ブロッキングバグを解決しなければ、他のチケットも作業できず終わらない状態を表現する。
つまり、ブロッキングバグのチケットはプロジェクトのボトルネックであり、文字通りプロジェクトの進捗をブロックしている危険なチケットなのだ。
だから、優先度は「最優先」になっているケースが多いだろう。
「先行する」「後行する」リンクは、ガントチャートのスケジュールのFS関係を単に表現しているだけ。
作業が数珠繋ぎになっている場合、このリンクを使えばいいだろう。
チケットの関連リンク機能を上手に使えば、作業の見通しも良くなる。
しかし、使いすぎると運用が重くなるので、使う場面を限定してルール化すればいいと思う。
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