Redmine のsubtaskingを使った画面part2
Redmine本家にsubtaskingの説明があった。
更に、Redmine本家のデモサイトで、subtaskingを使ってチケットを利用できる!
気付いた事をメモ。
【元ネタ1】
Redmine - What's new in trunk: Subtasking - Redmine
Test CMS - Feature #16630: Create Pages Contoller - Redmine Demo
subtasking を使うには「Manage subtasks」のユーザ権限が必要らしい。
そして、子チケットの優先度、開始・終了日、進捗率、予定工数、実績工数を自動的にロールアップして親チケットへ反映してくれる。
つまり、子チケットの属性のUnionを自動計算した値を親チケットへ反映する。
この機能によって、ストーリーカードとタスクカードの関係を容易に表現できるようになる。
subtaskingの機能が素晴らしいのは、RailsらしくAjaxをフルに使ってユーザフレンドリーなUIになっている点。
例えば、ガントチャートはチケットの親子関係を階層構造で表示し、更に、MS Projectのガントチャートっぽのようなデザインで表示している。これなら、従来のマネージャにも違和感は無いだろう。
又、Redmine 本家のデモサイトにあるsubtaskingを使ったチケットは、Test CMS - Feature #16630: Create Pages Contoller - Redmine Demoにある。
この親チケットの画面を見ると、子チケットのトラッカーや進捗率、ステータスの属性も一覧表示してくれている。つまり、ストーリーカードに紐づくタスクカードの一覧を最新表示してくれるわけだから非常に便利。
更に素晴らしい点は、Subtasks 欄にある子チケットにフォーカスして右クリックすると、コンテキストメニューが表示されて、子チケットの属性変更や移動を選択できること。
この機能のおかげで、突発的な仕様変更や作業者の病欠などに対し、すぐに期間や担当者を変更できる。
MSProjectやExcelでは、突発的な要求に対してタスクの一括変更がやりにくかったから、非常に便利になる。
MSProject やExcelを使い込んだ場合、進捗管理システムをMSProjectやExcelで作りこんでいる気分になる。
肥大化した MSProjectやExcelほど扱いづらいものはない。
【元ネタ2】
Haru's blog: Redmine Code Review Plugin 0.3.0 リリース
Redmine Code Review Pluginに、プロジェクトメンバにレビューをアサインする機能が追加されている。
つまり、これは、レビューイがソースレビューを依頼したい時に、レビューアを指定する機能になる。
従って、コードレビューのワークフローをRedmineのチケットで一括管理できる。
コードレビューはReviewBoardのようなコードレビューに特化したWebシステムを使った方がいいかもと思っていたが、Redmine Code Review Pluginで十分な気がしてきた。
Redmineでソフトウェア開発の作業情報を一括管理すれば、いつでも好きなレポートを取得できる。
それによって、より速くより正確な意思決定が可能になる。
Redmineは、最終的にはソフトウェア開発のERP、PMBOKの言うPMIS(プロジェクトマネジメント情報システム)を目指しているのだ。
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