The Haskell Road to Logic, Maths and Programming
形式手法とアジャイル開発を絡めた手法を試している人もいる。
形式手法を使える状況は、VDMのように設計工程で仕様の整合性のチェックに使うか、SpinやLTSAのようにテスト工程で状態遷移図を使ってデッドロックのバグを見つけるのに使うかだろう。
つまり、設計書の品質向上に使えないか、下記で色々模索したが、自分の中では消化できてない。
とある方から、形式手法ではなくHaskellでもやれるよ、と「The Haskell Road To Logic, Maths And Programming (Texts in Computing)」という本を聞いたのでメモ。
PDFも無料で公開されている。
The Haskell Road to Logic, Math and Programming
論理式や形式手法を使うのは正直楽しくないが、Haskellで仕様を書くならば、関数型プログラミングの勉強にもなる。
ちょっと読んでみようと思う。
Haskellを勉強するなら「Real World Haskell―実戦で学ぶ関数型言語プログラミング」がサンプルが多いので便利。
Real World Haskell (jp)で日本語版が公開されている。
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