The Haskell Road to Logic, Maths and Programming
形式手法とアジャイル開発を絡めた手法を試している人もいる。
形式手法を使える状況は、VDMのように設計工程で仕様の整合性のチェックに使うか、SpinやLTSAのようにテスト工程で状態遷移図を使ってデッドロックのバグを見つけるのに使うかだろう。
つまり、設計書の品質向上に使えないか、下記で色々模索したが、自分の中では消化できてない。
とある方から、形式手法ではなくHaskellでもやれるよ、と「The Haskell Road To Logic, Maths And Programming (Texts in Computing)」という本を聞いたのでメモ。
PDFも無料で公開されている。
The Haskell Road to Logic, Math and Programming
論理式や形式手法を使うのは正直楽しくないが、Haskellで仕様を書くならば、関数型プログラミングの勉強にもなる。
ちょっと読んでみようと思う。
Haskellを勉強するなら「Real World Haskell―実戦で学ぶ関数型言語プログラミング」がサンプルが多いので便利。
Real World Haskell (jp)で日本語版が公開されている。
| 固定リンク
「ソフトウェア」カテゴリの記事
- Javaのモジュールシステムの考え方をまとめてみた(2022.10.21)
- Javaのenum型はシングルトンクラスみたいだ(2022.06.20)
- テスラが従来の自動車メーカーと異なるところは工場までソフトウェア化すること(2022.02.09)
- 「RubyやRailsは終わった」という記事のリンク(2022.01.09)
- 実践した後に勉強するのがエンジニアの本来の道(2022.01.09)
「ソフトウェア工学」カテゴリの記事
- ストラテジストとプロジェクトマネージャの役割の違いは何なのかpart2~プロセスのレイヤと達成目標のレイヤが異なる(2023.02.18)
- プロジェクト管理やソフトウェアアーキテクチャの問題の背後にはトレードオフが隠れているのではないか(2023.02.18)
- デブサミ2023の感想(2023.02.11)
- ChatGPTにEclipseでEclEmmaとJaCoCoからカバレッジを出力する方法を聞いた(2023.02.01)
- DDPは品質管理に役立つのか(2022.12.13)
コメント