分散バージョン管理の弱点は日本語対応
分散バージョン管理の日本語対応についてメモ。
【元ネタ】
TortoiseHg で日本語ファイル名 - あすかぜ・ねっと
GITとBazaarの個人的比較まとめ - namutakaの日記
Mercurialは、完全に日本語対応していない。
Gitはファイルパスに全角を使うと文字化けするらしい。
唯一、BazaarはUnicodeに完全対応している。
最近は、バージョン管理の対象が単なるソースコードだけでなく、ExcelやWordなどのドキュメント、ビルドスクリプト、ビルドモジュールなども含む。
だからこそ、日本語にも対応していて欲しいものだ。
しかし、分散バージョン管理はUnicode対応が完全ではない弱点がある。
おそらくCVSやSVNなどの中央集権バージョン管理に対する唯一の弱点だろう。
個人的には、分散バージョン管理を普及させるためにも、早く日本語にも完全対応して欲しいと思う。
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コメント
私の環境では git では日本語ファイル名をなんの問題もなく取り扱えてます。
Windows 上では Cygwin 1.7 と git 1.7.0.4 で、Linux (Ubuntu 10.04 等) 上では git 1.7.0.4 です。
双方で同じファイルを push、pull しても問題ありません。
もしかしたら Tortoise Git で日本語のパスが化けるのかもしれませんが、私は使っていないのでわかりません。
投稿: bear.mini | 2010/05/17 16:44