電子書籍の作り方part7
Webで気に入ったページをepub化して、iPhone/iPod touchで読めるようにするために、電子書籍化するプログラムをRubyで書いている。
下記のライブラリeeepubが使いやすそうなのでメモ。
【元ネタ1】
jugyo's eeepub at master - GitHub
iBooks用にRuby on Rails GuidesのePubを自炊してみた
epubは普通のHTMLを元に、ファイルの依存関係や目次を構造化するcontents.opfとtoc.ncxさえ作ればいい。
今は自作のRubyプログラムを作っているけど、汎用ライブラリを使った方が楽だ。
他にgepubというライブラリもある。
僕個人は、eeepubの方が直感的で分かりやすい。
skoji's gepub at master - GitHub
又、テキストやRSSからepubを作るツールもネット上に存在する。
フィードやファイルが複数個ある場合、もう少しカスタマイズする必要があるだろう。
【元ネタ2】
text2epub-clj更新、行頭"!!"でePub目次設定。 : サルノオボエガキ
deltam's text2epub-clj at master - GitHub
「お前のブログをePubにしてやろうかぁ!」、feed2epub-clj作りました。 : サルノオボエガキ
気分が良くて何が悪い?| feed2epub-clj - RSSフィードを一発でePub形式に変換するコマンドラインツール
epubを作るには、デザイナーがデザインにこだわって作る方法と、上記のようにテキスト媒体をプログラムで直接自動生成する方法の2種類がある。
縦書きやルビにこだわる人達は、出版と同じレベルを目指しているのだろうが、僕個人はあまり重視していない。
むしろ、Webページやローカルに過去に貯めてきたテキストをいつでも電子書籍化して、好きな時に気楽に読める方がいい。
自分が書いた過去のBlogを電子書籍化して暇な時に読み返してみると、こんなことは過去に考えていたのか、と新たな発見をする時がある。
もっと気楽に電子書籍を楽しみたいのだ。
epubは目次があるので、興味のあるページにいつでも遷移できるし、検索も可能だから、ナビゲーションに優れている。
又、Stanza上でも、epubの文字を拡大できるし、HTML5のタグを使えば音声や動画の取り込みも可能だから、アクセシビリティにも優れている。
epubにはたくさんの可能性が秘められているように思う。
電子書籍の作り方については色々試してみる。
| 固定リンク
「電子書籍」カテゴリの記事
- yWriterは映画の脚本を作るためのアプリだったのではないか(2021.01.05)
- 小説分析ツールyWriterの機能を元にストーリーの構造や考え方を解説するpart2(2020.12.31)
- 小説分析ツールyWriterの機能を元にストーリーの構造や考え方を解説するpart1(2020.12.30)
- 考えながら書く人のためのScrivener入門の感想(2020.12.06)
- GitHubが無料でプライベートリポジトリも使えることで小説家にもGitが必須になってきたのではないか(2019.01.11)
コメント