電卓の使い方
電卓の使い方についてメモ。
【元ネタ】
電卓の【GT】【M+】キーって使ってますか? 触れずのキー?で素早く計算![一般事務で働く・転職する]All About
メモリーキー - キーをフル活用しよう! - 電卓基礎知識 - 電卓 - メモリーキー CASIO
経理の女性は毎日の請求書、注文書、納品書、仕訳帳などで電卓を叩きまくる。
大企業の部課長も自分の部の損益計算書を作るために、Excelに書き込みながら電卓を使っている。
簿記の勉強では電卓が必須。
簿記2級の工業簿記や商業簿記では、電卓をすばやく使いこなさないと、せっかく流れが分かっていても計算で間違ってしまう。
工業簿記の勘定連絡図による仕訳、商業簿記における本支店会計では特にそうだ。
電卓の使い方にはいくつかの奥義があると初めて知った。
[CE]・・・計算途中でまちがいを訂正
[GT]・・・Grand Total。[=]キーを押したとき表示される数値を全て加算。sum()と同じ。
[M+]・・・メモリーに入っている数値に現在表示している値を足す。画面に「M」が出る。クリップボードへコピーと同じ。
[M-]・・・メモリーに入っている数値に現在表示している値を引く。画面に「M」が出る。
[RM]・・・Recall Memory。メモリに入っている数値を表示する。クリップボードからペーストと同じ。
[CM]・・・メモリクリア。クリップボードのクリアと同じ。
[.]・・・少数になる。「0.95」の場合、「.95」を入力するのと同じ。
[▲]・・・桁下げ。一桁消せる。バックスペースと同じ。
他にもTipsがある。
在庫の商品単価を求めた後、移動平均法で各商品の金額を計算する場合、普通は下記のように単価を逐一入力して求める。
在庫の商品単価:5000円÷100個=@50円/個
A商品:@50×200個=1000円
B商品:@50×300個=1500円
電卓で省エネする場合、商品単価@50円/個を求めた後、下記のようにすれば、商品単価を入力せずに各商品を計算できる。
在庫の商品単価:5000円÷100個=@50円/個
A商品:××200個=1000円
B商品:××300個=1500円
さらに、[M+][RM]を使えば、合計値を求めることができる。
在庫の商品単価:5000円÷100個=@50円/個
A商品:××200個[M+]1000円
B商品:××300個[M+]1500円
[RM]2500円
[GT]を使えば、さらに電卓を押す回数も減る。
在庫の商品単価:5000円÷100個=@50円/個
A商品:××200個=1000円
B商品:××300個=1500円
[GT]2500円
電卓にも資格試験があるらしい。
その存在を知ってびっくりした。
| 固定リンク
「ビジネス・歴史・経営・法律」カテゴリの記事
- ビジネス書の名著はどれ?(2023.09.18)
- 営業は顧客の”購買代理人”である(2023.08.16)
- 第85回IT勉強宴会の感想~概念データモデルからビジネスモデルを構築すべきという考え方(2023.05.13)
- 令和4年度春期試験のITストラテジスト試験第4問をastahでモデル化してみた(2023.04.15)
- ChatGPTで起きている事象の意味は何なのか(2023.04.02)
コメント