Redmineのチケットをコマンドラインで扱う「redcuine」
REST APIを生かしてRedmineを操作するツールが公開されていたのでメモ。
【元ネタ】
Redmineのチケットをコマンドラインで扱う「redcuine」 - I am Cruby!
多分、Ver1.1以降の環境が必須なようで、僕の環境は古かったので動作しなかった。
でも、このコマンドラインツールは面白い。
一人チケット駆動開発なら、こういうツールで十分だろう。
逐一ブラウザに問い合せるのが面倒なら、コマンドラインで叩く方が楽だし。
個人的には、Redmine REST APIは大きな可能性を秘めていると思っている。
何故なら、外部ツールがRedmineから好きな情報を取得・更新できることによって、Redmineを中核としたプロジェクト管理サーバーを構築できるだろうから。
つまり、テスト管理、品質管理、進捗管理、コスト管理など各種ツールがRedmineから必要な情報を取得して取り込んだり、連携することによって、ソフトウェア開発のERPをOSSのツール群で実現できる可能性を秘めているからだ。
Redmineをソフトウェア開発のERPへ実現すれば、開発者主体のAgileな開発チーム自身でプロジェクト管理ができるようになり、自己組織化がもっと進むはずだ。
プログラミングや設計ができない能無しのマネージャは不要。
RedmineのRESTful APIを使う: プログラマの思索
チケット駆動開発はソフトウェア開発のERPを目指す: プログラマの思索
BTSをBusiness Intelligenceとして使う: プログラマの思索
Redmineも更に進化しているようで、既にVer1.1.1がリリースされている。
進化の速度が早すぎて付いていけてないが、今後どうのように進化していくのか、注目していく。
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