« 主流プログラミング言語は50年かけてLispに追いつこうとしている | トップページ | Redmineのロードマップにある進捗率の意味 »

2011/01/11

Redmineに複数SCMリポジトリ表示が必要な理由

Redmineに複数SCMリポジトリを表示するパッチについてメモ。

【元ネタ】
Twitter / yusuke-kokubo: #redmine #redmine Multiple SCM per Projectの本体側へのマージに動き出した感じがする。JPLもrake testを追加してる。

Twitter / yusuke-kokubo: 社内Redmineをアップデートする過程でMultiple SCM per Projectも直さないといけなくなったので半泣きになりながらも頑張ってアップデートした。

Redmine - Feature #779: Multiple SCM per project - Redmine

Redmineは元々、1プロジェクト1リポジトリの発想。
つまり、Redmineプロジェクトには、一つのSCMリポジトリからビルドされるリリースモジュールと1対1に対応する設計思想がある。

しかし、1リポジトリが急激に成長して複雑化した場合、分割して管理したくなる。
その場合、1プロジェクト・複数リポジトリで管理したい。

あるいは、バージョン管理している設計書のリポジトリとビルドモジュールの元ネタとなるソースのリポジトリが別のディレクトリで管理されている場合、複数SCMリポジトリ表示の機能がなければ、ソースとチケット間のリビジョンが表示されるだけで、設計書とチケットの間でリビジョン表示がされないので不便。

実際、Tracには既に複数リポジトリ表示の機能は実装されている。

Kosei Kitahara's Blog: Trac with Multi SVN Repos

Redmineでも早く実装して欲しい機能の一つ。

なお、BTSプロジェクトを工程単位で分割するアンチパターンについては下記に書いたので参考にして欲しい。

TiDD初心者が陥りやすい罠part2~工程単位のRedmineプロジェクトやリリース予定バージョン: プログラマの思索

【続】TiDD初心者が陥りやすい罠part2~工程単位のRedmineプロジェクトやリリース予定バージョン: プログラマの思索

|

« 主流プログラミング言語は50年かけてLispに追いつこうとしている | トップページ | Redmineのロードマップにある進捗率の意味 »

プロジェクトマネジメント」カテゴリの記事

Redmine」カテゴリの記事

構成管理・Git」カテゴリの記事

チケット駆動開発」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Redmineに複数SCMリポジトリ表示が必要な理由:

« 主流プログラミング言語は50年かけてLispに追いつこうとしている | トップページ | Redmineのロードマップにある進捗率の意味 »