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2011/02/27

r-rabsのRedmine Hudson Pluginがすばらしい件

r-rabsのRedmine Hudson Pluginを運用してみて、とてもすばらしいと思ったので、良かった点を書いておく。

【元ネタ】
Redmine - Hudson Plugin 0.1.0 - Redmine

RedmineとHudsonを連携させる方法 - Faster Than Light

【1】ジョブの一覧からビルド履歴を簡単に見れる点がよい。
 下記を見れば一目瞭然。

r-labs - Redmine

大規模プロジェクトになるほど、開発チーム単位でビルドモジュールを開発するため、複数のジョブが作られる。
Redmineでタスク管理しているのだから、Redmine上でHudsonを見れるのはすごく便利。

【2】チケットにあるSVNリビジョンの履歴に、どこまでビルドしたのか(SUCCESS)、が表示される
 下記を見ると、SVNリビジョンにコミットログだけでなく、どのビルド番号にソース修正が入っているのか、を表示してくれる。
 これは非常に便利だ。

リビジョン 169
Haru Iida が2日前に追加
SUCCESS built by Wiki Extensions Plugin #214 at 2日 ago
fixes #690 Wrong smiley replacement.

Wiki Extensions - Defect #690: Smiley replacement in Wiki-Links - Redmine

SW開発では、以前のソース修正が今回のビルドモジュールに入っているかどうかを確認するために、厳格なビルド&リリース作業を行い、更には手間のかかるテストを行う。
だが、障害管理プロセスでは、修正順序とリリース順序が異なる場合もあるので、リリース漏れやデグレが発生しないように注意するのが非常に大変だ。

特に2番目の特徴は、以前のバグ修正は今回のビルドモジュールに入っているのか、をチェックする機能を、Redmine+Hudsonというツールがサポートしてくれている事実を示している。
この機能をうまく使えば、ビルド&リリース作業のチェックを補強するだけでなく、開発者やテスターも、どのバージョンにどんなソース修正が含まれているのか、を意識して作業してくれるようになるだろう。

アジャイル開発のインフラを支える三種の神器: プログラマの思索にも書いたけれど、BTS・SCM・CIの連携方法はもっと研究される余地があると思う。

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