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2011/02/08

RedmineチケットをExcelにエクスポートするプラグインRedmine XLS Export

RedmineチケットをExcelにエクスポートするプラグインRedmine XLS Exportが公開されていたのでメモ。

【元ネタ】
Twitter / @Haru Iida: チケットをExcelにエクスポートするプラグイン Latest Redmine Plugins - Redmine XLS Export http://bit.ly/dO2dod

Redmine - Redmine XLS Export - Plugins - Redmine

このプラグインは下記のような特徴を持つらしい。
基本的にはチケットの情報全てを出力してくれるみたい。

(引用開始)
Requirements:
Plugin requires Redmine version 1.0.1 or higher.
Plugin relies on gem spreadsheet for XLS based operations. Please install this gem before running plugin.
Features:
* Export only displayed or all columns
* Export issue descriptions
* Export relations information
* Export spent time data
* List attachments information
* Export watchers
* Split information by sheets based on grouping criteria
* Correct formatting and width of worksheet cells
(引用終了)

Redmine XLS Exportプラグインを使いたい人達は、マネージャ層だろう。
Redmineに貯まったタスク情報やバグ情報をExcelで出力して、マネージャは自分が欲しいと思う情報に集計し直したり、整形し直せばいい。

Redmineでは顧客向けの進捗報告が作りにくい、とよく質問されるが、Redmineは元々、開発者視点のタスク管理で運用されているわけだから、そんな状況は当たり前だ。
Redmineに元ネタとなる進捗情報はあるのだから、マネージャは自分が欲しい情報のSQLで引っ張ればいいだけのこと。
そのために、Redmineに顧客向け進捗報告のプラグインを作るのは無駄だと思う。

業務システムでは、帳票出力の機能と同列でCSV出力の機能も付属している時が多い。
何故、帳票出力だけでなくCSV出力の機能もある理由は、出力したCSVを顧客自身が加工するためにある。
いわゆるエンドユーザコンピューティングだ。
帳票では自分の用が足りないという苦情は顧客からあがりやすいので、自分で加工できるようにCSV出力の機能を付けておくわけだ。
つまり、システムをより複雑化させるような機能をわざわざ付ける必要はない。
エンドユーザコンピューティングのように、手運用した方がコストも効率もいい時があるのだ。

Redmineには、ソフトウェア開発の生産性を上げるヒントがたくさん隠されているように思う。

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