仕様書からシステムが動くXEAD Driver
DOAの専門家である渡辺幸三さんが、データモデルの設計から動くシステムを作り出すXEAD Driverを公開されていたのでメモ。
【元ネタ】
渡辺幸三の開発支援サイト「システム設計のこと、もっと知りたい」 - XEAD
XEAD Driverをハッキング(2010年DOA学習のまとめ) - kurokouji39の日記
関西IT勉強宴会のブログです: DOAとXEAD Driverに関する私的な想い
特徴は、ER図とそれに付随する業務フロー、CRUD図を作ると、画面や帳票を自動生成して、動作確認できること。
画面や帳票はデータモデルに依存する特徴をうまく使って、モデリングしながら画面遷移できるのがいい。
最近のシステム開発は、Railsのような優れたWebフレームワークのおかげで、テーブル設計さえ決まればCRUD画面は簡単に作れる。
だからこそ、複雑な業務ロジックをテーブルとそのリレーションでできるだけ表現できれば、プログラムからネストしたIF文も消えるし、プログラムも読みやすくなる。
どこまで使えるのか興味はあります。
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コメント
次回の関西IT勉強宴会でプレゼンして頂けてありがとうごぞさいます。
勉強宴会で直接説明しますが、
「複雑な業務ロジックをテーブルとそのリレーションでできるだけ表現できれば、プログラムからネストしたIF文も消えるし、プログラムも読みやすくなる。」
というのは間違いではありませんが、ちょっとミスディレクションです
他のツールと違って、 XEAD DRiverはSORCEを吐き出すのではなく画面を「制御」します。SORCEを吐くツールは色々ありますが、テストした時に
「ソースに手を入れていない」保証をどう担保するかが問題です。
根本的に違うツールだと思っています。
投稿: sano | 2011/02/05 01:33
◆sanoさん
XEAD Driverを見ていたら、MDA(モデル駆動開発)を連想したのです。
sanoさんの文脈では、モデルからソースを吐き出すツールではなく、モデルそのものを検証できるツールなわけですね。
内容はよく知らないので、渡辺さんに直接聞いてみようと思います。
投稿: あきぴー | 2011/02/07 21:58
はじめまして、DOAを勉強中の黒麹です。
勉強宴会でのプレゼン楽しみにしています。
投稿: 黒麹 | 2011/02/08 10:42