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2011/03/27

kdmsnrさんの翻訳のノウハウ

@t_wadaさんのFacebookからkdmsnrさんの翻訳のノウハウのリンクを見つけたのでメモ。
手馴れた感じで上手いな~と思った。

【元ネタ】
私の翻訳のやり方 - capsctrldays(2011-03-26)

kmuto/ReVIEW - GitHub

【特徴】
(要約開始)
* 英文テキストからwcでワード数をカウントして、工数をざっくり見積もる
* xyzzyとPDICで翻訳していく
* 日本語の扱い方は『日本語の作文技術』を参考にする
** 修飾は長い順にする
** 「あなたは」を省略する:日本語は主語を省くことが多い
** 「あなたの」を省略する:自明なので
** 無生物語を主語にしない:人を主語にする
** 受動態を避ける:能動態にする
** 否定形を避ける:反対にする
** 二重否定を避ける:肯定形にする
** 「~が、」を避ける
** 文のつながりが唐突なことが多いので、なめらかになるような接続詞を補完する(しかし* その結果* つまり)
** 「~だ。~だ。」と語尾を連続させない。「~だ。~である。~だ。」のように交互にする。
* ReVIEWというツールで章単位に翻訳した作業ファイルを作る
 更にReVIEWでHTML、PDF、InDesign用XMLを出力する
* ReVIEWでPDF化した原稿をiPadに入れて、ファミレスで校正する
(要約終了)

出版作業はいまだに手作業が中心でデジタル化されておらず、Adobe製品でDTP化しているので、電子書籍にしづらい。
ReVIEWで出版作業をデジタル化できれば、原稿という元ネタをPDF・HTML・InDesignなど各種のフォーマットに変換できるから便利なわけだ。
但し、ReVIEWは青木さんが作られたツールと思うが、興味を持っているもののマニュアルを読んでも使い方が分かっていない。

色々調べてみたい。

技術書をアジャイルに作る: プログラマの思索

Blogを電子書籍作成プラットフォームにする: プログラマの思索

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